教職員用メールKUMail(Gmail)、教職員グループウェア(Google Workspace)のGoogleドライブ等のデータバックアップはGoogle Workspaceの機能で行っていますが、ご自身のデータをエクスポートすることも可能です。

具体的な方法は以下のマニュアルをご覧ください。

データのダウンロード (Gmail ヘルプ)
https://support.google.com/accounts/answer/3024190?hl=ja

※KUMail以外にも教職員グループウェア(Google Workspace)で提供しているサービスのデータがダウンロード可能です。
提供サービスは以下でご確認いただけます。
http://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/services/portal/member/ku_internal/g_suite.html

提供していないサービスも候補として現れますが、ダウンロードはできませんのでご注意ください。

(参考)退職時のデータ移行については、以下をご覧ください。
https://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/faq/mail/next_kumail/kumail_2.html

KUMail(Gmail)バックアップ時の留意点

「メールのすべてのデータが含まれます」をクリックすることで、バックアップするメールをラベル単位で選択することができます。

ラベル選択画面では、「メールのすべてのメッセージを含める」を選択した場合と、「すべて選択」をクリックし全ラベルを選択した場合で、下記の違いがあります。
推奨は後者の「すべて選択」をクリックし全ラベルを選択する方法です。

• 「メールのすべてのメッセージを含める」を選択した場合
  
  
  • バックアップされるファイルはGmailでのラベル付けに関係なく1つになります。
    
    
• 「すべて選択」をクリックし全ラベルを選択した場合
  
  
  • バックアップされるファイルはGmailでのラベル付け単位で作成されます。
  • 後述するThunderbirdまたはmboxViewerに取り込んだ場合にラベルごとに格納場所が分かれます(※ラベルの階層構造は反映されません)。

バックアップしたメールの閲覧

KUMail(Gmail)のバックアップ用ファイルはmbox形式となります。mbox形式のファイルは一部のメールソフト等で読み込んでメールの中身を閲覧することが可能です。

mbox形式ファイルの閲覧について、Thunderbirdを使用する方法とmboxViewerを使用する方法を紹介します。
普段からThunderbirdを使用されている場合は前者、使用されていない場合は後者をご利用ください。

Thunderbirdを使用する方法

アドオンのインストール

Thunderbirdでmbox形式のファイルを読み込むために下記の方法で「ImportExportTools NG」をインストールします。

1. Thunderbirdを起動する。

2. 画面右上のハンバーガーメニューアイコン()> アドオン をクリックする。

3. 「ImportExportTools NG」で検索する。

4. 「Thunderbirdへ追加」をクリックする。

バックアップ用ファイルのインポート

1. Thunderbirdを起動する。

2. 左ペインの 「ローカルフォルダー(※)」で右クリックをする。

3. 「ImportExportTools NG」 > 「mboxファイルをインポートする」を選択する。

4. バックファイル用ファイルを選択する。

※必ずローカルフォルダーを選択してください。
ローカルフォルダはThunderbirdに1つでもメールアカウントが登録されている場合に作成されます。

※ローカルフォルダーにインポートすることでPC内にデータを保存できます。
また、Thunderbirdのプロファイルをバックアップすると、ローカルフォルダ内に保存したメールをバックアップできます。
詳しくは以下のThunderbirdマニュアルをご覧ください。
https://support.mozilla.org/ja/kb/profiles-where-thunderbird-stores-user-data

※インポートしたメールでは、KUMail(Gmail)で設定されていたラベルの階層構造は反映されません。

mboxViewerを使用する方法

mboxファイルに格納されているメールの閲覧方法.pdf をご覧ください。

※インポートしたメールでは、KUMail(Gmail)で設定されていたラベルの階層構造は反映されません。