【Ubuntu】Libreofficeの起動時にエラーで起動しないもしくはスプラッシュがくり返し表示される
2024年度より授業用仮想型端末において、Ubuntu OSのLibreofficeを起動する際に次の2種類の症状が生じる場合がありますことを確認しています。
- エラーメッセージが表示され、編集画面が起動しない
- 起動時スプラッシュ画面(LibreOfficeの公式アイコン表示)がくり返し表示され、編集画面に進まない
ご迷惑をおかけしておりますが、上記の症状が生じた場合、まずTERMINALを起動して、次の解消方法で正常に起動できるかをお試しください。
1)後者の2番の症状が生じている方は、最初に起動中のプロセスを停止する必要がありますので、次のコマンドを実行します。
kill -s SIGKILL $(ps ax | grep -i libre | awk '{ print $1 }')
コマンドの実行の結果、スプラッシュ画面の表示が止まれば、次の手順2)に進みます。
2)上記の1番と2番の両方の方に共通する手順になりますが、セーフモードの画面起動を試みるため、次のコマンドを実行します。2行のコマンドを表記の通り改行して入力するか、コピー&ペーストをしてください。
soffice --safe-mode
下記のイメージ画面が表示されましたら、次の2点にチェックを入れ、[Restart in Normal Mode]ボタンをクリックしてください。
- Reset to factory settings
- Reset entire user profile
※場合により再びセーフモードの画面が表示された場合は、何もチェックせずに[Restart in Normal Mode]ボタンをクリックするか、[×]ボタンなどでアプリケーションを閉じてください。
以上の操作を無事一通り行えた方は、正常にLibreOfficeを起動できるようになったかをお試しください。
3)手順2)でセーフモードの画面が起動されなかった方は、次のコマンドを実行してから正常に起動できるかお試しください。2行のコマンドを表記の通り改行して入力するか、コピー&ペーストをしてください。
prof=${HOME}/.config/libreoffice/4/user; \
[ -d ${prof} ] && mv -f ${prof} ${prof}.old || echo "No profile"
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