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アカデミッククラウドシステムのシステム更新について

掲載

アカデミッククラウドシステム(ARCS:Academic Research Cloud System)は、2026年8月末をもって現行システムの運用を終了し、2026年9月から新システムとして運用を開始します。

新システムのコンセプト

近年の研究活動における計算需要や研究データ活用の拡大を踏まえ、新システムでは従来の仮想マシン(VM)ホスティングサービス中心の構成から、研究用計算基盤を中心としたサービスへと発展させます。これまで提供してきたWebサーバやメールサーバ向けのVMサービスについては、稼働させているシステムの特性に応じて、ARCSとは異なる基盤の活用し、ARCSは研究活動を支える計算・データ活用基盤としての役割を強化します。

また、学内の計算システムやストレージとの高速な連携を実現するとともに、機密性の高い研究データや学外への持ち出しが困難なデータを安全に処理できる研究基盤を提供します。具体的には、新システムでは、オンプレミスストレージ基盤であるRDM DriveRDM ObjectStorageや、コンテナ技術を中核とした計算サービスとして準備を進めているエッジコンピューティング基盤との連携も予定しています。コンテナ技術を利用することで、研究環境の再現性や移行性を高めるとともに、OSやソフトウェアのインストール・更新などの管理負担を軽減します。

一方で、近年のハードウェアおよびソフトウェアの価格上昇を踏まえ、持続可能なサービス運営を実現するため、提供サービスの見直しも行います。特に仮想化基盤を構成するソフトウェアのライセンス費用が大幅に増加していることから、限られた予算の中で必要な機能を確保するため、仮想化基盤の構成を見直します。これに伴い、新システムへの移行作業にあたっては、一部の例外を除き、原則としてVMの停止を伴います。

可用性と事業継続性については、システム内での冗長構成を確保し、安定したサービス提供を実現します。一方、ARCSは研究用途に求められる計算性能やデータ活用環境の充実を優先して整備するため、遠隔地へのバックアップについては本システムの対象外とします。必要に応じて、利用者側または別サービスとの組み合わせによるバックアップ設計をお願いします。

ARCSは、研究データ、計算資源、ストレージ基盤を有機的に連携させる次世代の研究基盤として、研究活動の高度化と効率化を支援し、本学の研究力向上に貢献していきます。

システム構成

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提供を終了するサービス

システム更新に伴い、以下の試行サービスについては提供を終了いたします。

(情報環境機構 IT基盤センター 研究支援グループ)

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