Campus ICT Labs での Nextcloud 試行サービス終了のお知らせ
情報環境機構が提供するストレージサービスの拡充に伴い、2017年から試行サービスとして提供してきた Campus ICT Labs での Nextcloud を2025年12月末でサービス終了します。終了までのスケジュールは次のとおりです。
- 2025年9月末 ファイルの作成・変更・削除不可(読み出しのみ可能)
- 2025年12月末 サービス終了
2026年1月にはファイルに一切アクセスできなくなります。 必要なファイルは情報環境機構が提供するその他のストレージサービス等へ、各自で移行をお願いいたします。お手数をおかけしますが、どうぞご理解のほどお願いします。
なお、Nextcloud 試行サービスでの共有に関する設定は引き継がれないため、新しいストレージにコピーしたファイル・フォルダーに対して改めて共有の設定を行っていただく必要があります。
RDM Drive への移行手順
RDM Drive は、情報環境機構が提供する研究過程で生じる研究データを保存・共有するためのオンラインストレージサービスです。Nextcloud 試行サービスで研究データを扱われていた場合は、RDM Drive へのデータ移行をご検討ください。RDM Drive は2026年度以降は利用負担金を徴収する計画ですが、2025年度中は無料でご利用いただけます。この機会にぜひRDM Driveをお試しください。
ここでは、RDM Drive の外部ストレージとして Nextcloud 試行サービスを接続(マウント)して、サーバ間でデータをコピーする方法について説明します。
1. RDM Drive の利用申請を行う
2. Nextcloud 試行サービスでアプリパスワードを生成
Nextcloud 試行サービスにログインし、右上の名前アイコンをクリックし「設定」をクリック。
「セキュリティ」→「デバイスとセッション」で「アプリ名」に「RDM drive」のような名前を入力して「新しいアプリパスワードを作成」をクリック。
パスワードが自動生成されるので、記録する。
3. RDM Drive から Nextcloud 試行サービスを外部ストレージとして接続
RDM Drive にログインし、右上の名前アイコンから「設定」をクリック。「外部ストレージ」をクリックし、以下のように設定を登録。
| フォルダー名 | (RDM Drive に表示するフォルダー名) |
|---|---|
| 外部ストレージ | Nextcloud |
| 認証 | ログイン名とパスワード |
| URL | https://nextcloud.rd.iimc.kyoto-u.ac.jp/ |
| リモートサブフォルダー | (空欄) |
| セキュア https:// | ✓ を入れる |
| ログイン | ご自身の ECS-ID または SPS-ID |
| パスワード | 2.で自動生成されたパスワード |
ここまで入力して右端の ✓ ボタンをクリックし、左側に緑色のチェックマークが表示されたら設定完了。
左側に赤色の!が表示された場合は、ブラウザでページを再読み込みすると緑色のチェックマークが表示される事があります。再読み込みをしても赤色の!が表示されている場合は、入力内容に間違いがないか再確認してください。
4. RDM Drive 内で Nextclod 試行サービスのフォルダーから、RDM Drive 用の新しいフォルダーへコピー
Nextcloud 試行サービスをマウントしたフォルダー内に入ります。
Nextcloud 試行サービス内のファイルやフォルダーが表示されるので、コピーしたいものにチェックを入れて、「移動またはコピー」ボタンをクリック。(移動できないファイルやフォルダーが選択されると「コピー」ボタンになります)
コピー先のフォルダーを選択します。まず ホームボタンを押してホームを表示し、コピー先の RDM Drive 用のフォルダーを選択したあと、「○○にコピー」のボタンをクリック。このとき「移動」ではなく「コピー」することをお勧めします。
5. コピーが完了したら、外部ストレージの接続を解除
3. の設定画面を表示し、右側の横三点ボタン「・・・」をクリックし「切断」をクリック
(情報環境機構 システム・デザイングループ)