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教育・学習 よくある質問
仮想型端末の利用
仮想型端末(Ubuntu)をご使用の際、ごく稀にFirefoxの起動時に次のメッセージが表示され、起動を阻害される場合があります。
当該のメッセージは複数のシチュエーションで表示される場合があり、対処法が異なりますので、次の順にその方法を確認してください。
当該のメッセージは、すでにFirefoxを起動中であるか、もしくは他のVDI(Ubuntu)端末で起動中のFirefoxが残っている場合に発生するメッセージであり、ウィンドウや開いているタブが複数あることが直接問題となるのではなく、別の端末やプロセスで起動されている場合に検出されます。CPUやディスク資源を複数人で共有する端末では資源のとり合いを回避するため、このような検出が行われる場合があるものとご理解ください。
Windows端末の場合は上記リンク先の資料を参考に解消を行っていただけますが、Ubuntu端末で当症状が生じた場合は次の手順を参考に行ってみてください。
1) 現在使用中の端末上ですでにFirefoxが起動していないかを次の方法で確認します。
Ubuntuデスクトップの左上の Activitiesメニューをクリックして、デスクトップに次のキーワード検索画面が表示されましたら、キーワード欄に「monitor」と入れていただくと、候補に System Monitor のアイコンがヒットして表示されますので、クリックしてください。
System Monitor の画面が起動しましたら、「Processes」のタブが選択された状態の一覧内に
- firefox
がもし含まれていましたら、その行をクリックして「End Process」のボタンを表示される順に2回クリックすると、同一覧から firefox が消去されますので、一度表示されない状態になってからもう一度Firefoxを起動し直してください。(→こちらで問題解消できた方は、以下の手順2.は実施不要です。)
2) 上記の方法でfirefoxのプロセスが見つからなかった場合、また上記の手続きを行った後も症状が解消されない方は、現在起動中の他のVDI端末で Firefoxを起動中であるか、もしくは以前に予約した他のVDI(Ubuntu)端末で起動したFirefoxが正常終了されず、残った残骸が検出された場合に本件の症状が生じる可能性もあります。
並行予約されている自学自習端末等でFirefoxを起動中の場合は、起動中のFirefoxを閉じるか並行予約のVDIを正常に終了させる(予約終了時刻を前倒すなど)ことで症状の回避が行えるようになると予想されます。しかし、すでに前回のVDI予約時間を終了済の場合は、もはや前回のVDIで使用したFirefoxを閉じる操作を行えなくなっている場合も予想されますので、その場合は下記の個人プロファイルの再作成手順をお試しください。
(Firefoxの個人プロファイルの再作成手順について)
Terminal を開き、次のコマンドを実行します。
- firefox -P
当コマンドの実行後に表示される画面に、「Firefox を閉じてプロファイルマネージャーを起動する」の手順4. 以降に記載される方法を実施し、
- プロファイルの作成
の手順までを行って、Firefoxの起動時に新たなプロファイルで起動されるよう設定(今後このプロファイルを使用する)を行っていただければ、Firefoxもご利用いただけるようになるものと思います。
なお、このような症状がくり返し発生してお困りの方は、VDI端末の使用を終了する際に必ず Firefox を閉じる操作を行って終了されているか(Web画面を開いたまま放置していないか)を毎回確認することで、次回の利用開始時に症状が抑えられるかの見直しを行ってみてください。