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Microsoft 365における「テナント」とは何ですか?

Last updated on 2025-01-30

  • Microsoft 365における「テナント」について

企業や大学などの組織がMicrosoftのクラウドサービスであるMicrosoft 365を利用するための「専用のスペース」に相当します。

  • テナントの特徴

独立した管理領域
・企業や大学などの組織の単位ごとに分かれており、他の組織とは完全に独立しています。組織ごとにファイルなどを保存する領域が割り当てられ、同じ組織のなかで情報を共有することができます。
・組織がMicrosoft 365を契約すると、テナントが自動的に作成されます。

ユーザーとライセンスを管理
・テナントの管理者(IT管理者など)は、そのテナント内のユーザーのアカウントを管理し、Microsoft 365のサービス(Teams、Outlook、SharePoint など)の利用権限を設定できます。

セキュリティが確保されている
・各テナントは分離されており、他の組織とデータが混ざることはありません。
・ある組織のテナントにアカウントが登録されているユーザーは、そのアカウントを用いて別の組織のテナントにアクセスすることはできません。(ゲストとして招待された場合を除く。)

  • 京都大学におけるMicrosoft 365サービス

・京都大学には複数のテナントが存在しますが、情報環境機構では全構成員を登録したテナント(「京都大学Microsoft 365テナント」。以下「KU-MSテナント」という。)を設けております。
・このKU-MSテナントでは、全学アカウントと結びついたMicrosoft 365の利用アカウント(SPS-IDの方は「***@ms.c.kyoto-u.ac.jp」の形式、ECS-IDの方は「***@st.kyoto-u.ac.jp」の形式)を用いることで、個々の教職員や学生の方がサービスを利用することができます。
・Microsoft Officeのライセンスなども、このKU-MSテナントを利用して割り当てを行っています。

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