Macで突然Office(Microsoft 365)が利用できなくなり、「不明なエラー(エラーコード0x0)」と表示されます。
Last updated on 2026-07-22
2026年7月14日頃から、Macで突然Officeが利用できなくなり、ライセンス認証を行おうとしても「不明なエラー(エラーコード0x0)」が表示されるという問い合わせを多くいただいております。
現在のところ詳細な原因は調査中ですが、まずは以下の推奨要件の確認や、対処法を順にお試しください。
※追記:Microsoft 365アプリのライセンス認証用デジタル証明書(7/13期限)の失効が原因である可能性が高いです。
macOSおよびOfficeアプリのバージョン確認
直近(7/13以降)、Microsoft 365が正常に動作するための「最小バージョン要件」が更新されました。以下の条件を満たしているか、まずはご確認ください。- OS: macOS 12 (Monterey) 以降
- Officeアプリのバージョン: 「16.83」以降
詳細(Microsoft公式): https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365-apps/mac/certificate-update-mac-ios#minimum-os-version-requirements
ライセンスヘルパーの確認(バージョン要件を満たしている場合)
上記のバージョン要件を満たしているにもかかわらず改善しない場合、バックグラウンドで動作している「ライセンスヘルパー」に問題が生じている可能性があります。
以下の手順で、ライセンスヘルパーのリセットをお試しください。🔧 ライセンスヘルパーのリセット手順(Mac)
【準備】ターミナルの起動
Macの「Spotlight検索」(画面右上の虫眼鏡マーク)から「ターミナル」と入力し、表示された黒いアイコンのアプリを起動します。【STEP 1】管理者権限(root)になる
1. ターミナルに以下のコマンドを貼り付け、Enterキー を押します。sudo -s
2.
Password:と表示されますので、Macのログインパスワードを入力して Enterキー を押します。⚠️ 注意:パスワードを入力する際、画面には「*」などの文字やカーソルは一切表示されません(仕様です)。入力できているので、そのままパスワードをすべて打ち込んでEnterを押してください。※行頭が
root#に変われば、管理者権限への切り替えは成功です。【STEP 2】認証システム(ライセンスヘルパー)の再登録
お使いのOSや環境に合わせて、【パターンA】を試してください。うまく通らない(エラーになる)場合は【パターンB】をお試しください。
※コマンドは1行ずつコピーして貼り付け、その都度Enterキーを押してください。▶ パターンA(通常のMac)
古い登録の解除:
launchctl unload /Library/LaunchDaemons/com.microsoft.office.licensingV2.helper.plist
新しく登録し直し:
launchctl load -w /Library/LaunchDaemons/com.microsoft.office.licensingV2.helper.plist
▶ パターンB(最新のmacOSでパターンAがエラーになる場合)
古い登録の強制解除:
launchctl bootout system /Library/LaunchDaemons/com.microsoft.office.licensingV2.helper.plist
新しく登録し直し:
launchctl bootstrap system /Library/LaunchDaemons/com.microsoft.office.licensingV2.helper.plist
【STEP 3】システムに正しい実行権限を付与する
以下のコマンドを貼り付け、Enterキー を押します。chmod 4755 /Library/PrivilegedHelperTools/com.microsoft.office.licensingV2.helper
これでターミナルの操作はすべて完了です。ターミナルを閉じてください。
【STEP 4】確認
ExcelやWordなどのOfficeアプリを起動し、正常にサインイン(ライセンス認証)ができるか確認してください。- Microsoft 365の再インストール
⚠️ 作業前の重要なお願い(macOSバージョンの確認)
再インストールの要件:macOSのシステム要件は「最新の3つのバージョン」です。2026年7月17日現在は macOS 14(Sonoma)以降 でないと、再インストールができなくなります。
「1.」の要件との違い:先に案内した「macOS 12 (Monterey) 以降」は、既にインストール済みの場合に機能制限モードにならないための最小要件です。
※お使いのmacOSが14未満の場合、一度消すと戻せなくなりますので必ず事前にご確認ください。
以下のMicrosoft公式案内を参考に、Officeをアンインストールしてください。
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/lifecycle/officeinstall/uninstall-office-for-mac
アンインストールが完了しましたら、利用マニュアルを参考に再度インストールをお願いいたします。
https://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/services/cloud-service/microsoft#03
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