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ループ検知自動遮断
- ループ障害とは
誤接続により環状の経路(ループ)が構成されると、送信されたデータは経路内で消えることなく延々と転送され続けて増大し、最終的にLAN内の通信帯域を埋め尽くしてネットワークスイッチ等がダウンします。参考:KUINSニュース79号 - ループ検知後の接続断
この障害を避けるためループ検知すると即時に当該情報コンセントの通信を自動的にブロックする措置を取っています。ループ解消とともにブロックは自動で解除されます。管理責任者は対処後、発生原因と対処内容、再発防止策をご報告ください。 - 主な原因
- 2口の情報コンセントに同じLANケーブルの端と端を接続
- 情報コンセントに接続しているHUBに同じLANケーブルの端と端を接続
- 別々の情報コンセントから伸びている2本のLANケーブルを同じHUBに接続
- 別々の情報コンセントに接続している2台のHUBを1本のLANケーブルで接続
- ループ防止策
- LANケーブルの両端にタグ(行き先ラベル)をつけ、接続元・接続先を明確にする
- HUBは戸棚・机の裏側や下側に置かず、見やすい場所に設置する
- 部屋のネットワーク管理者を定め、ネットワーク構成を把握し、変更は管理者の了解の元で行う
- ネットワーク接続図を作成し、常に見える場所に掲示する
- ループ検知機能を備えたHUBを利用する