Windowsでの印刷データの生成
ドライバのインストール
まず,以下のURLからプリンタドライバを入手して下さい.
ドライバーの言語とオペレーティングシステムを選ぶ画面になりますので,お使いの言語とOSを選択して下さい.
いくつかドライバが表示されますが,「ドライバー - ドライバーパック」の項目から『HP DesignJetおよびPageWide XL Windowsプリンタードライバーインストーラー』をダウンロードしてください.
仮想プリンタのインストール
以下では,Windows 10のケースを例に説明しています.異なるOSをお使いの場合は,適宜読み替えてください.
ダウンロードしたインストーラーを実行すると,インストールが開始されます. ユーザーアカウント制御画面が表示された場合,「はい」を選択してください.
Driver and Software Installerの「検出」の画面に変わります. 仮想プリンタをインストールしますので,「プリンタを手動で追加」をクリックします.
「ファイルに印刷(モデル名)」は「HP DesignJet T1530 PostScript」を選択し,「次へ」をクリックします.
「簡単なインストレーション」を選択し,「次へ」をクリックします.
インストールが始まりますので,しばらくお待ち下さい.
インストールが終了すると,終了画面が表示されるので,「終了」をクリックします. これで仮想プリンタのインストールは完了です.
プリンタの設定
HP Designjet T1530ps V4を例に説明しています.異なるドライバをお使いの場合は,適宜読み替えてください.
「プリンターとスキャナー」のウィンドウで,インストールしたプリンタをクリックし,「管理」をクリックします.
「プリンターのプロパティ」をクリックしてプロパティ画面を出し,「詳細設定」タブ内の「ドライバー(V)」の項目で「HP DesignJet T1530ps V4」を選択し,「適用(A)」をクリックします.
プリンターの設定を行うため,「全般」タブをクリックしてください. 「基本設定(E)」をクリックすると,新たに「HP DesignJet T1530ps V4印刷の詳細設定」が開きます.
「スケール」は,大判プリンタに合わせて「A0」などに変更します.印刷データは用紙サイズの大きさに生成されるため,デザインしたポスターが A0 の大きさであっても,用紙サイズが A4 に設定されていれば,その範囲で印刷データが作成されますのでご注意ください.
必要な設定を終えたら,「OK」をクリックしてください.以上でプリンタの設定は完了です.
アプリケーションから印刷
インストールした仮想プリンタを使って,印刷データ(プリンタファイル)を生成します.
ここでは,アプリケーションがAdobe Illustratorの場合と,Microsoft PowerPointの場合をそれぞれ紹介します.
Adobe Illustrator (2021) の場合
異なるバージョンをお使いの場合は,適宜読み替えてください.
まず,メニューバーの「ファイル(F)」から「プリント(P)」を選択します.
ここでは様々な印刷設定をすることができますが,ここで紹介するのはあくまで一例ですので,自分の印刷したいポスターに適した設定を行うようにして下さい.
「プリンタ(P)」は,HP DesignJet T1530ps V4を選択します.
「用紙」の「サイズ(Z)」は,「プリンタドライバーで定義」ならプリンタ設定の際に指定したサイズが出力されるので ,そのままにしておきます.
また,「オプション」では,「プリントするレイヤー」の選択や「拡大・縮小しない」・「用紙サイズに合わせる(F)」 といったスケーリングに関する指定ができますので,任意に設定してください.
以上,必要な印刷設定を行い「プリント」をクリックすると,「ファイルに出力」のウィンドウが開きます.
適当なフォルダを選択し,適当な名前を入力して「保存(S)」して下さい.
この印刷データを「USBフラッシュメモリ」や「CD-R/RW」などのメディアに保存し,印刷時に持参して下さい.
Microsoft PowerPoint (2019)の場合
異なるバージョンをお使いの場合は,適宜読み替えてください.
「ファイル」メニューから「印刷(P)」を選択します.
ここでは様々な印刷設定をすることができますが,ここで紹介するのはあくまで一例ですので,自分の印刷したいポスターに適した設定を行うようにして下さい.
「プリンター」は HP DesignJet T1530ps V4 を選択します.
印刷レイアウトで「用紙に合わせて拡大/縮小(S)」をチェックしてください.
「印刷」のウィンドウに戻り「印刷」をクリックすると,「ファイルに出力」のウィンドウが開きます.
適当な名前を入力して「保存(S)」をクリックしてください.この時,ファイル名に".prn"が付加されます.プリンタドライバの設定・バージョンによっては".prn"が付加されない場合がありますので,その場合はご自分で付け加えてください.
この印刷データを「USBフラッシュメモリ」や「CD-R/RW」などのメディアに保存し,印刷時に持参して下さい.