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Macでの印刷データの生成

ドライバのインストール

以下では,OSX10.10(Yosemite)のケースを例に説明しています.異なるOSをお使いの場合は,適宜読み替えてくださ い.

まずは,以下のURLからMac用のプリンタドライバを入手します.

ドライバーの言語とオペレーティングシステムを選ぶ画面になりますので,あなたの言語とお使いのOSを選択して下さい.

いくつかドライバが表示されますが,「ドライバー - 製品インストール用ドライバー」の項目にある『Mac HP Designjetラスタドライバー 』がPCL3ドライバ,『HP Designjet Mac PostScriptドライバー 』がPostscriptドライバにな ります.ご使用のアプリケーションに応じて使い分けると良いでしょう.

PostScript環境に特化されたグラフィック・デザイン系アプリケーション(Illustrator,Photoshop等)は,PostScript ドライバの方が処理効率が高く,より意図通りの印刷結果が期待できます. 逆に,このようなアプリケーション以外 (PowerPoint等)をご使用の場合は,ラスタドライバ(PCL3)を推奨します.

ダウンロードしたインストーラを開きます.二種類のどちらからでも構いません.ここでは 「Mac_OS_X_HP_DesignJet_Raster_Driver.dmg」から先にインストールすると想定します.もう一種類のドライバも,必要 に応じて以下の説明と同様の手順でインストールしてください.

インストーラが起動しますので,「続行」をクリックして下さい.

インストーラの選択

インストーラの起動

ソフトウェアライセンス契約書が表示されたら「続行」をクリックします. ソフトウエア使用許諾契約の条件に同意 するかどうかの確認画面が立ち上がりますので,「同意する」をクリックして下さい.

使用許諾契約

次の画面でインストールするコンポーネントを聞かれます.「HPアンインストーラ」をインストールしておくと、後で 簡単にドライバをアンインストールできます.

インストール

次の画面で「インストール」をクリックすると,インストールが始まります.

インストール

完了ウィンドウが表示されたら,「OK」をクリックします.

プリンタの追加

プリンタドライバのインストールが終わったら,次にプリンタの追加を行います.

「システム環境設定」>「プリンタとスキャナ」で,「追加(+)」ボタンをクリックして下さい.

プリントとファックス

「プリンタの追加」の「IP」タブをクリックし,プロトコルを「HP Jetdirect - Socket」に設定します. アドレスは 任意のもの(例えば,「192.168.10.12」)を指定して下さい.

IPタグの設定

ドライバから「プリンタソフトウエアを選択...」をクリックし,一覧から「HP DesignJet T1530 - PCL3 raster」 または「HP DesignJet T1530 - Postscript」を選択して「OK」をクリックします.

プリンタソフトウエア

次の画面で,ドライバ欄が先ほど選択したものに設定されていることを確認したら,「追加」をクリックして下さい.

プリンタの追加

最後に「プリンタとファックス」の画面で,プリンタが追加されているのを確認して下さい.

プリンタとファックス

ラスタドライバ(PCL3)とPostscriptドライバの二種類を使用する場合は, 上記の手順でプリンタをもう一種類追加してください.

アプリケーションから印刷

Adobe Illustrator (CS4:バージョン14)の場合

まず,「ファイル」メニューから「プリント...」を選択します.

Adobe Illustrator (CS2:バージョン12)から印刷する

ここでは様々な印刷設定をすることができますが,ここで紹介するのはあくまで一例ですので,自分の印刷したいポス ターに適した設定を行うようにして下さい. 設定の方法は,基本的にWindows 版と同じですので,ここでは詳細説明を割 愛します.

印刷設定の一例

「プリンタ」は先ほど追加したプリンタではなく,「Adobe PostScriptファイル」を選択し,「PPD」は「HP Designjet T1530 Postscript」を選択します.

印刷設定

「用紙」は「A0」を選択します. また,「オプション」の「用紙サイズに合わせる」を必ず選択しましょう. 「拡 大・縮小しない」を選択していると,Illustratorで作成したサイズのまま印刷されてしまいます.

「用紙」サイズを「カスタム」にすれば,「幅」や「高さ」をロール紙の範囲内に指定して出力を調整することもでき ます.

印刷設定(用紙サイズ設定)

「グラフィック」のオプションでは,フォントの「ダウンロード」を「すべてのフォント」に設定して下さい. ポス ターのデザインに使用したすべてのフォントデータをダウンロードし,印刷結果をイメージ通りに再現することができます .

最後に「保存」をクリックして,印刷データをファイルに保存して下さい.

Microsoft PowerPoint の場合

「ファイル」メニューの「プリント...」を選択して下さい.

プリントの選択

「プリンタ」を,先にインストールしたプリンタ(192.168.10.12等)に設定して下さい.
次に,画面左下の「 ページ設定...」で出力する用紙サイズを確認します.

プリントの画面

「ページ設定」画面の右下にある「オプション...」を選択して下さい.

印刷の向きの設定

ここで,「用紙サイズ」を「A0」に設定しておきましょう. 設定が終わったら「OK」をクリックして下さい.
「プリント」ウィンドウに戻り,左下にある「PDF」のプルダウンメニューを開きます.Postscroptドライバを使う場合 は「PDFをPostScriptとして保存」を選択します.ラスタドライバ(PCL3)を使う場合は「PDFとして保存」を選択します.

ページ設定の画面

PostScriptとして保存

適当なフォルダを選択し,適当な名前を入力して「保存」して下さい.

この印刷データを「USBフラッシュメモリ」や「CD-R/RW」などのメディアに保存し,印刷時に持参して下さい.

 

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