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【スパコン】定期保守で実施した作業内容のお知らせ

掲載

2024年6月11日から6月13日に実施しました定期保守において、ソフトウェアのアップデート等を実施しました。

  1. ソフトウェアの新バージョンの導入
  2. Intelコンパイラのデフォルトバージョンについて
  3. Linaro Forgeの提供開始について
  4. FastXのゲートウェイサーバ運用開始について
  5. 可視化用サーバの増強について

1. ソフトウェアの新バージョンの導入

前回保守以降から今回保守までに導入した、ソフトウェアの新バージョンは下表に掲載した通りとなります。

各ソフトウェアの利用方法については、以下のWebページをご覧ください。

ソフトウェア名新しく公開したバージョン対応するmoduleファイル備考
Intel oneAPI
Intel コンパイラ 2023.2 intel/2023.2 システムA/B/C対応
Intel MPIライブラリ 2023.2 intelmpi/2023.2 システムA/B/C対応
ISVアプリケーション
Linaro Forge 24.0 linaro_forge/24.0
23.1.1 linaro_forge/23.1.1
MATLAB R2024a matlab/R2024a システムB/C/G対応
OSS
PyTorch 2.2.0 pytorch/2.2.0.py311_intel-2023.2 システムA/B/C対応
pytorch/2.2.0.py311_cuda-12.1 システムG対応
TensorFlow 2.14.0 tensorflow/2.14.0.py311_intel-2023.2 システムA/B/C対応
2.15.0 tensorflow/2.15.0.py311_intel-2023.2 システムA/B/C対応

2. Intelコンパイラのデフォルトバージョンについて

Intel OneAPI 2023.2に不具合があり、4月30日にIntel OneAPIのバージョンを2023.1に変更しましたが、アップデートにより不具合が解消されたことを確認しましたので、デフォルトバージョンを2023.2に変更いたします。

ソフトウェア名デフォルトバージョン(変更後)デフォルトバージョン(変更前)
Intel oneAPI
Intel コンパイラ intel/2023.2 intel/2023.1
Intel MPI ライブラリ intelmpi/2023.2 intelmpi/2023.1

3. Linaro Forgeの提供開始について

GUIベースの強力なデバッガ/プロファイラであるLinaro Forgeの提供を開始しました。

利用方法は、下記をご参照ください。
https://web.kudpc.kyoto-u.ac.jp/manual-draft/ja/compilers/linaroforge

4. FastXのゲートウェイサーバ運用開始について

FastXゲートウェイサーバの試験提供を開始しました。
なお、従来通りログインノードのFQDNに直接アクセスいただくことも可能ですが、将来的にはゲートウェイサーバへの接続に統一させていただく予定です。

接続先アドレス
システムA https://camphor-x11.kudpc.kyoto-u.ac.jp/
システムB/C https://laurel-x11.kudpc.kyoto-u.ac.jp/
システムG https://gardenia-x11.kudpc.kyoto-u.ac.jp/
アプリケーションサーバ https://app.kudpc.kyoto-u.ac.jp/

5. 可視化用サーバの増強について

可視化用サーバを1台で運用しておりましたが、今後は1台増やして2台体制で運用いたします。

利用方法は、下記をご参照ください。
https://web.kudpc.kyoto-u.ac.jp/manual/ja/run/visualization


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