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次期スーパーコンピュータシステム (2022年度更新予定)
このページの情報は未確定な内容を含みますのでご注意ください.変更があった情報は随時更新します.
更新履歴
- 2021年12月23日: 記事掲載.
- 2022年06月08日: 次期システムの情報を更新.
- 2022年08月10日: 次期システムの初期構成稼働時期,サービスの申請受付時期を更新.
次期システムの利用負担金規程,スケジュールの図を追加.
試験運用,クラウドシステムに関して補足を追記.
- 2022年10月27日:新スケジュール,申請受付スケジュール,システム構成図,
ソフトウェア情報を更新.2023年1月~3月は試験運転期間とし,
2022年度4月~7月にご利用の方に限定したサービスとなること,
試験運転期間の利用負担金は不要であることを追記.
コンテンツ
更新スケジュール
現在,次表のスケジュールでシステム更新を予定しています.12月中旬頃の試験環境の提供を鋭意調整しておりましたが,先行稼働が難しい状況となりましたので,以下のスケジュールに変更いたします.ご迷惑をおかけすることになり大変申し訳ありません.クラウドシステムは,11月下旬には提供できるよう準備を進めておりますので,準備が整いましたらご活用ください.
現行システムのサービス終了 (現行システムA, B, C) |
2022年7月28日(木) 17:00 |
システム更新に伴うサービス休止 | 2022年7月28日(木) 17:00 ~ 次期システム稼働開始まで |
ファイルアクセス期間 (ファイル書込不可) |
2022年8月1日(月)9:00~8月26日(金)15:00(予定) |
ファイルアクセスの再開 (当面はファイル書込不可) |
2022年11月8日(火)9:00 (予定) |
クラウドシステムのサービス開始 | 11月下旬を予定 |
次期システム(初期構成)のサービス開始 (次期システムB, C, G, ストレージ) |
2023年1月を予定 (1月~3月は試験運転を予定) |
次期システム(最終構成)のサービス開始 (次期システムA,高速ストレージ) |
2023年6~8月頃を予定 |
試験運用およびクラウドシステムに関する補足
- 試験運転期間およびクラウドシステムに関しては,2022年度4月~7月にご利用の方にのみご利用いただけるように致します.また,ご利用に関して追加の費用負担はありません.
- 最短で新システムを稼働させるために,試験運転を通して段階的に稼働ノード数を増やす予定です.
- クラウドシステムは,新システムB/Cと同じ使い勝手でご利用いただける構成となります.
- 新システムとクラウドシステムは同じジョブスケジューラを使用する予定です.
- 新ストレージに対してNFSでファイル参照できる予定です.
- 約50ノード確保できるよう調整を進めています.
- 詳細は後日ご案内します.
【重要なお知らせとお願い】
- 次期システムの調達の結果,初期構成,最終構成の2段階でシステムが納入されることとなりました.世界的な半導体の不足に伴い構成機器の製造計画および納期が悪化していることから,現時点では確定したシステムの稼働時期のご案内が難しい状況です.安定稼働に向けて鋭意作業をすすめておりますが,2023年1月から3月の間は,試験運転期間としてシステムの安定性の向上を図りつつ,皆様にご利用いただく期間といたします.最終構成である次期システムAの導入時期は2023年6月以降となる見込みです.
- 最終構成になるまでの期間,前システムよりも演算性能が低下する状況となります.必要に応じて他のシステムや他のセンターが運用するスーパーコンピュータの利用についても,ご検討をお願い致します.
- データ移行は完了しております.11月上旬の提供の目途が立った段階でデータアクセスを再開できるようにいたします.なお,当面は読み込み専用のファイルアクセスに制限いたします.
次期システムの申請受付
2022年度3月まで試験運転期間とし、2022年度4月~7月にご利用いただいていた有効な利用者番号をお持ちの方にサービス提供いたします.追加の利用申請や利用負担金は必要ありません.
システム構成
次期システムは,現行システムのコンセプトを受け継いだ3種のシステム(システムA, B, C),演算加速器を搭載した新システム(システムG),ストレージシステムにより構成されます.システムA,B,CのCPUは同一世代のIntel Xeonで統一されていますが,メモリの速度と容量に差があります.システムAはメモリの速度を重視した構成,システムBは容量と性能のバランスの良い構成,システムCはメモリ容量を重視した構成です.
Camphor 3 (次期システムA, 現行システムAの後継) 2023年度 6~8月頃 稼働予定
全体 | 機種名 | DELL PowerEdge C6620 |
ノード数 | 1,120 | |
演算性能 | 5.82 PFlops | |
メモリ容量 | 140 TByte | |
ノード | 演算性能 | 5.19 TFlops |
プロセッサ数 | 2 | |
メモリ容量 | 128 GByte | |
メモリバンド幅 | 3.2 TByte/sec | |
インジェクションバンド幅 | 50 GByte/sec | |
プロセッサ | プロセッサ名 | Intel Xeon |
アーキテクチャ | x86-64 | |
演算性能 | 2.6 TFlops |
Laurel 3 (次期システムB, 現行システムBの後継) 2023年1月頃 稼働予定
全体 | 機種名 | DELL PowerEdge C6620 |
ノード数 | 370 | |
演算性能 | 2.19 PFlops | |
メモリ容量 | 185 TByte | |
ノード | 演算性能 | 5.91 TFlops |
プロセッサ数 | 2 | |
メモリ容量 | 512 GByte | |
メモリバンド幅 | 614 GByte/sec | |
インジェクションバンド幅 | 25 GByte/sec | |
プロセッサ | プロセッサ名 | Intel Xeon |
アーキテクチャ | x86-64 | |
演算性能 | 2.96 TFlops |
Cinnamon 3 (次期システムC, 現行システムCの後継) 2023年1月頃 稼働予定
全体 | 機種名 | DELL PowerEdge C6620 |
ノード数 | 16 | |
演算性能 | 94.6 TFlops | |
メモリ容量 | 32 TByte | |
ノード | 演算性能 | 5.91 TFlops |
プロセッサ数 | 2 | |
メモリ容量 | 2 TByte | |
メモリバンド幅 | 563 GByte/sec | |
インジェクションバンド幅 | 25 GByte/sec | |
プロセッサ | プロセッサ名 | Intel Xeon |
アーキテクチャ | x86-64 | |
演算性能 | 2.96 TFlops |
Gardenia (次期システムG, 演算加速器を搭載した新システム) 2023年1月頃 稼働予定
全体 | 機種名 | DELL PowerEdge XE8545 |
ノード数 | 16 | |
演算性能(プロセッサ) | 42.59 TFlops (倍精度) | |
メモリ容量 (プロセッサ) | 8.19 TB | |
演算性能(演算加速器) | 18.04 PFlops (半精度) | |
メモリ容量 (演算加速器) | 5.12 TB | |
ノード | ||
演算性能(プロセッサ) |
2.66 TFlops (倍精度) | |
メモリ(プロセッサ) | 512 GByte | |
メモリバンド幅 (プロセッサ) | 409 GByte/sec | |
演算性能(演算加速器) | 1,128 TFlops 以上 (半精度) | |
メモリ(演算加速器) | 320 GByte | |
メモリバンド幅 (演算加速器) | 8.15 TByte/sec | |
インジェクションバンド幅 | 50 GB/sec | |
プロセッサ | プロセッサ名 | AMD EPYC |
アーキテクチャ | x86-64 | |
演算性能(倍制度) | 2.66 TFlops | |
演算加速器 | 演算加速器名 | NVIDIA A100 80GB SXM |
演算性能(半精度) | 312 TFlops | |
メモリ容量 | 80 GB | |
メモリバンド幅 | 2,039 GB/sec |
クラウドシステム 2022年11月下旬頃 稼働予定
全体 | ノード数 | 変動 |
ノード | 演算性能 | 3.45 TFlops |
プロセッサ数 | 2 | |
メモリ容量 | 512 GByte | |
プロセッサ | プロセッサ名 | Intel Xeon |
アーキテクチャ | x86-64 | |
演算性能 | 1.72 TFlops |
ストレージシステム 2022年度 稼働予定
物理容量 | 40.32 PB |
実効容量 | 31.99 PB |
データ転送性能 | 280 GB/sec |
高速ストレージシステム 2023年度 稼働予定
物理容量 | 4.06 PB |
実効容量 | 3.12 PB |
データ転送性能 | 768 GB/sec |
ソフトウェア
提供ソフトウェアは以下の表のようになります.基本的には現有のシステムと同等なコンパイラ,ライブラリを提供します.ただし,大変申し訳ありませんがSASの提供継続が困難な状況のため,提供を終了いたします.
OS | Red Hat Enterprise Linux 8 |
ジョブスケジューラ | Slurm |
コンパイラ | Intel oneAPI (Fortran, C/C++, OpenMP) |
NVIDIA HPC SDK (Fortran, C/C++, OpenMP, CUDA) | |
MPI | Open MPI |
数値計算ライブラリ | Intel oneAPI MKL (BLAS,LAPACK,ScaLAPACK) |
NVIDIA HPC SDK (BLAS, LAPACK, ScaLAPACK) | |
機械学習フレームワーク | TensorFlow, PyTorch, MXNet |
ISVアプリケーション | Gaussian16, Adams, LS-DYNA, Nastran, Marc, ANSYS, Maple, Mathematica, MATLAB |
可視化/プリポスト | GaussView, AVS/Express, IDL/ENVI, Marc Mentat, Patran, Tecplot |