京都大学学術情報メディアセンター
センター長 岡部 寿男

2021年12月14日から16日にかけて発生したスーパーコンピュータシステムの大容量ストレージ (/LARGE0) のファイル消失事故では,ご利用の皆様に多大なご迷惑・ご心配をおかけいたしましたことを,改めて深くお詫び申し上げます.

ファイル消失の影響を受けたご利用者様(14 グループ,ただしご辞退されたグループを除く)への対応策といたしまして,下記 1. および 2. の計算資源の無償補填を行います.

1. 2022年3月末まで,計算資源を無償で補填いたします.具体的には,2021年度にご利用中の1.5倍から2倍のノード数の計算資源を,無償で提供いたします.
2. 2022年4月から7月中旬まで,現在ご利用中のノード数およびストレージを追加されている場合は同じストレージ容量を,無償で提供いたします.

年度末の繁忙期に今回の事故が発生したことを考慮し,消失した計算結果を早期に復元するための一助となることを願い,上記 1. の対応策は,2022年1月14日 8時50分から開始しております.

なお,消失したファイルの中には,上記の対応策を講じても復旧が困難なデータがあると考えられます.
このため,今後も引き続き,ファイル消失の影響を受けたご利用者様からのご要望に応じて,可能な限り事故対応をさせていただく所存です.
何卒ご理解をいただきますよう,お願い申し上げます.