KUINS-IIIのDHCPでのドメインサフィックス提供停止と自動生成DNSレコード削除
学術情報ネットワーク(KUINS)のご利用ありがとうございます。
-
KUINS-IIIに端末を接続した際にIPアドレス等の自動設定を行う機能であるDHCPにおいて、これまでIPアドレスやDNSサーバ情報と併せて提供しておりましたドメインサフィックス情報「kuins.net」の提供を停止いたします。このドメインサフィックス情報は、ホスト名の後半を省略した場合に自動的に補完するために用いられるものですが、現在「kuins.net」の補完が必要な場面はないため、停止の影響は全くないと考えています。
-
これまで、KUINS-IIIでは、各端末に割り当てられるすべての10.xxx.xxx.xxxのアドレスに対して、「hxxx.xxx.xxx.10.xxxxx.vlan.kuins.net」(xは数字)のようなホスト名を対応づけてDNSに登録し運用を行っていましたが、このようなホスト名はほとんど利用されていないことと、このような登録がDNSサーバに与える負担が無視できなくなってきたことから、自動生成を停止し既存のレコードも削除いたします。
すでにKUINS-AirやVPNの端末用ネットワークでは両者の提供は停止済みであり、特に問題は発生していないと認識しておりますが、念のためにDNS問い合わせの多い機器の管理者さまには個別にメールにてご連絡いたします。引き続きホスト名(DNSレコード)の登録が必要な場合はKUINSDBのVLAN申請にて登録可能です。(参考:KUINSニュース80号)
下記の日程にて
1.を12:00-13:00、2.を18:00-19:00に作業を行います。
作業時にネットワーク停止は発生いたしません。
- 5月 8日(月)北部・本部北構内
- 5月 9日(火)本部南・病院西薬学部構内
- 5月10日(水)吉田南・医学部・病院構内
- 5月11日(木)宇治・桂・その他遠隔地キャンパス
2023年3月23日追記
2.の自動生成DNSレコードは、例えば次のような運用をされているような場合に影響がでるため対応が必要となります。
- Webサーバで接続元をホスト名でKUINS-IIIに制限している場合
例:Apache HTTP Server
もしKUINS-IIIを下記のように許可している場合Require host kuins.net
IPアドレスのサブネットに変更をお願いいたします。
Require host xxxxx.vlan.kuins.netRequire ip 10.224.0.0/11
Require ip 10.xxx.xxx.xxx/26 - メールサーバでメール送信元をDNS登録ホストに制限している場合
例:Postfixsmtpd_sender_restrictions = reject_unknown_client_hostname, reject_unknown_reverse_client_hostname, ...
これらのDNS登録ホスト制限は解除をお願いいたします。smtpd_sender_restrictions = ...
またmynetworksでの送信元IPアドレス制限やsmtp認証による利用者制限の再確認もお願いいたします。
その他ご利用環境について気になる点がございましたら詳細情報(サーバ設定など)をご連絡いただければこちらで影響を確認いたします。
ご迷惑をおかけして申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。
お問い合わせ | 学術情報ネットワーク(KUINS) お問い合わせフォーム |