KUINSメール中継サービスの内容変更に伴う部局対応等について
2021年1月6日及び2021年3月5日に事務通知にて各部局宛てに依頼させていただきました。通知内容を補うため本サイトにて具体的な作業内容について詳細に説明させていただきます。
1 メールサーバを運用している場合
1-1 メールサーバを継続して独立運用する場合
学外からメール受信できるようホスト申請をお願い致します。「IPアドレスの学外通信」「SMS登録」が必要になります。また「DNSレコード」で従来のレコードを削除し、直接受信するためのレコード追加もお願いいたします。送信時の中継設定の削除はこちらの技術情報1などを参考にしてください。
1-2 メールサーバを継続して情報環境機構のウィルススパムチェックメール受信サービスを利用する場合
ウィルススパムチェックメール受信サービスの申請方法に従い申請をお願いいたします。送信時の中継設定の削除はこちらの技術情報1などを参考にしてください。
1-3 メールサーバを廃止して情報環境機構のメールホスティングサービスへ移行する場合
メールホスティングサービスに記載された申請方法に従い申請をお願いいたします。転送先として全学メールをご指定いただくとよいかと思います。
1-4 メールサーバを廃止して商用のクラウドサービスへ移行する場合
利用されたいクラウドサービスの申請方法に従い申請をお願いいたします。移行作業時に現行のKUINSメール中継サーバの設定追加が必要となりますので問い合わせフォームにて「学外IPアドレスで運用するメールドメイン」をお知らせください。
1-5 メールサーバを廃止してドメインも削除する場合
既存のDNSレコードの削除のホスト申請をお願い致します。
注意点
- 1-1、1-2はKUINS-IIのメールサーバを想定しています。KUINS-IIIで運用していた場合はまずKUINS-IIへの変更が必要になります。
- 1-3、1-4、1-5では廃止したメールサーバのホスト削除申請も併せてお願いいたします。
- DNS変更はKUINS-IIホストに紐づくレコードでない場合はドメイン管理者によるドメイン変更が必要になります。ドメイン管理者が不明な場合はお問い合わせください。
2 Webサービスなど情報システムを運用している場合
2-1 情報システム内でメールサーバを運用し移行する場合
こちらの技術情報2などを参考にしてください。
2-2 商用のクラウドサービスへ移行する場合
利用されたいクラウドサービスの申請方法に従い申請をお願いいたします。
3 複合機などでスキャンデータをメール送信するために利用している場合
3-1 KUINS-IIIで運用する場合
そのまま利用継続できますが送信先メールアドレスが京都大学のアドレスのみ(*@*kyoto-u.ac.jp、*は任意)となりますので、それ以外のアドレスは適宜変更してください。
3-2 KUINS-IIで運用する場合
KUINS-IIでは利用できなくなります。複合機から直接スキャンデータを取得していただくようお願いいたします。
4 アウトルックやサンダーバードなどのメールクライアントソフトでSMTP送信メールサーバとしている場合
4-1 SMTPの認証機能や暗号化経路がサポートされているソフトの場合
メールプロバイダから提供される送信メールサーバに変更をお願いいたします。全学メールをご利用の場合は教職員メールや学生メールのマニュアルをご確認ください。
4-2 SMTPの認証機能や暗号化経路がサポートされていないソフトの場合
まずはサポートされているメールクライアントソフトへ移行した後、4-1の設定をお願いいたします。またはWebブラウザでメールを利用していただくとよいかと思います。
5 個別転送先に「@」を「%」に変更し「@sc-filt.kuins.net」を後方に付与したメールアドレスを指定している場合
「%」を「@」に戻し「@sc-filt.kuins.net」の削除をお願いいたします。
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