平成29年度からのホスティングサービス提供について
平成29年度からのホスティングサービスの変更点についてご案内させていただきます.
これまで,当サービスは学術情報メディアセンターの汎用コンピュータシステムを利用して,「ホスティング・ホームページサービス利用規約」の下に提供してまいりましたが,平成29年度より「情報環境機構データセンター情報サービス」の中でホスティングサービスとして提供することとなりました.
また,平成28年12月に汎用コンピュータシステムを更新いたしましたので,平成29年度よりサービス内容の見直しと,利用負担金の改定をさせていただきます.
ホスティングサービスとして,以下の3種類を用意します.
・VMホスティングサービス
・WEBホスティングサービス
・アプリケーションコンテナホスティングサービス(新規)
平成28年度に当サービスを利用されている方が,引き続き,平成29年度も継続して利用される場合,「京都大学情報環境機構データセンター情報サービス利用および利用負担規程」ならびに「ホスティングサービス利用規則」に同意いただけたものとして,引き続きサービス提供させていただきます.
継続等の手続きにつきましては,利用者メーリングリストにてご案内させていただきます.
※ホスティングサービス利用規則(http://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/services/whs/use/kiyaku.html)
●VMホスティングサービス
利用負担額は仮想マシンの標準リソースを小さく設定し,より利用しやすい負担額としています.仮想マシン1台の標準リソース(CPU2コア・メモリ4GB・ディスク100GB)でのご利用ですと,12,000円/年となります.
現在の標準リソース(CPU2コア・メモリ8GB・ディスク200GB)では,72,000円/年のご負担ですが,来年度からは21,000円/年となる予定です.
なお,ハイパーバイザは全てVMwareになりますが,追加費用は不要となります.
サービス内容は従来同様に引き続きご利用いただけますが,新たにWebポータル画面から利用者自身がセルフサービスで仮想マシンをプロビジョニング可能な方式を導入することにより,仮想マシンの利用開始までの時間が短縮されます.また,Webポータル画面から仮想マシンの起動や停止,再起動が行える他,コンソール機能も提供します.
●WEBホスティングサービス
利用負担額は据え置きです.
新たにWAF(Web Application Firewall)機能を導入し,Webサイトに対する攻撃を検知・防御します.なお,当サービス用に割り当てていたKUINS-IIの占有IPアドレスは,WAF機能の導入に伴い,共有IPアドレスに変更いたします.
従来通り,占有IPアドレスの割り当てをご希望の場合は,VMホスティングサービスやアプリケーションコンテナホスティングサービスと同様に利用者にKUINS-IIアドレスの利用負担金を支弁いただきます.
この変更は,サービス利用者各自でご登録いただいているKUINS-DB登録内容の変更を伴うものですので,詳細と手続き方法につきましては改めてご案内させていただきます.
●アプリケーションコンテナホスティングサービス
利用負担額は1コンテナ(ディスク100GB)が12,000円/年からとなります.
新規サービスとして,コンテナ技術を利用した,共有サーバ上の占有コンテナ環境を提供します.主に,Webサイト公開に利用していただくことを想定していますが,WEBホスティングサービスでは制限していたアカウントの追加,Shellの利用,ファイルシステムへのアクセスの自由度などが緩和されます.
また,コンテナが動作する共有サーバの管理は情報環境機構が行いますので,サーバ管理はWEBホスティングサービス同様に不要です.
新規サービスおよび新規機能は平成29年度からの提供となりますので,ご意見等がありましたらお問い合せください.
お問い合わせ | 情報環境支援センター 電話番号:075-753-7840 E-mail:support 画像
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