【緊急】 Windows DNS サーバーの脆弱性を利用した攻撃について
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■概要
Windows Server 2003, 2008 および 2008 R2 の Windows DNS サーバーには実装上の不具合があり,リモートからのサービス不能(DoS)攻撃,またはサーバー上における任意のコードの実行が可能になる脆弱性が存在することが,開発元の Microsoftより発表されました.本脆弱性により提供者が意図しないサービスの停止や,当該サーバーの乗っ取りなどが発生する可能性があります.
本脆弱性は危険度が高いことから,該当するWindows DNS サーバーを利用しているユーザーは,関連情報の収集,セキュリティ更新プログラムの適用など,適切な対応を速やかに取ることを強く推奨します.
なお,当該サーバーにおいて Windows DNS サーバーの機能が有効にされていない場合,本脆弱性の影響を受けません.
■対象
- Windows Server 2003 Service Pack 2
- Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2
- Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems
- Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2
- Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2
- Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems
- Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
■対策
当該サーバーにおいて自動更新を有効にしている場合,セキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードおよびインストールされます.自動更新を有効にしていない場合,セキュリティ更新プログラムを手動でインストールする必要があります.
■関連文書
株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
(緊急)Windows DNSサーバーの脆弱性を利用した攻撃について - セキュリティ更新プログラムの適用を強く推奨 -
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Inquiry | 京都大学 情報部 情報基盤課 情報セキュリティ対策室 TEL:075-753-7490/7492(7490/7491/7492) E-mail:i-s-office Image
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