ホームページサービスでのグローバルIPアドレスの付与について
現在ホームページサービスでは,各アカウントに対して個別グローバルIPアドレスの割当てを開始しております.
これまでホームページサービスでは,利用者の仮想ホストごとに4台あるサーバのいずれか1台を割り当てており,同一のサーバでサイトが公開される仮想ホストどうしは,同じIPアドレスがDNSに登録されてきました.
このため,利用者の公開されるコンテンツにセキュリティインシデント(Webサイトのコンテンツ改竄など)が発生するとサーバ全体で学外との通信遮断が行われ,他の仮想ホストのWebサイトにまで影響が及ぶという問題がありました.
この問題を解決するために,申請された仮想ドメインに対して,個別にグローバルIPアドレスの割当を行うことになりました.
この割当作業に伴い,利用者の方にはKUINS接続機器登録データベース(KUINS-DB)から機器管理責任者の承認依頼がメールで送付されます(承認依頼のメールはKUINS-DBのデフォルト設定でKUMailとなっています.必要に応じてご変更ください.).
送付された承認依頼は,お使いのホームページサービスアカウントに個別にグローバルIPアドレスを割当てるためのプロセスであり,サービスの申請者を管理責任者 としてKUINS-DBに登録させていただくものですので,承認をお願い致します.
承認後,KUINSによりホスト名の登録とDNSの設定変更が実施され,個別グローバルIPアドレスでのホスティングに切り替わります.
同時に負荷分散装置でのホスティングが有効になり,今まで以上に安定したWeb公開が可能です.
なお,KUINS-DBの登録で管理責任として利用者にお願いするのは,コンテンツ及び情報発信・広報の行為とその結果に関する部分で,機器やOS管理などWebコンテンツ以外の部分に関わる責任は除外されます.
従いまして,今回のサーバ環境変更とKUINS-DBに利用者の名前が管理責任者として登録されましても,利用者の責任の範囲は従来と変わりません.
また,このグローバルIPアドレスに対するKUINS利用負担金の1,500円(月額)は情報環境機構で負担させていただきますので,利用者の方に請求されることはございませんので,併せてお伝え致します.
Inquiry | 京都大学 情報部 情報基盤課 情報環境支援グループ 学術情報基盤担当 TEL:075-753-7495/7494 E-mail:whs-qa Image
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