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セキュリティ情報
SSL/TLS の実装が輸出グレードの RSA 鍵を受け入れる問題 (FREAK 攻撃)
2015年3月10日(火曜日)掲載
■概要
SSL/TLS(Webアクセスなどのデータを暗号化する仕組み) の実装の中には,意図して設定しなくても輸出グレード (512 ビット以下) の RSA 鍵を受け入れるものが存在します.この問題を悪用された場合,通信内容を盗聴されてしまう等の可能性があります.
■対象
- SSL/TLS 通信を行うプログラムの一部
■対策
使用している OS のベンダや配布元から修正済みのバージョンの提供があった場合は,速やかに適用してください.また,修正済みのバージョンの公開までは,回避策の適用を検討するなど必要な対策をとってください.
■関連文書
JVN
JVNVU#99125992 SSL/TLS の実装が輸出グレードの RSA 鍵を受け入れる問題 (FREAK 攻撃)
US-CERT
Vendor Information for VU#243585 SSL/TLS implementations accept export-grade RSA keys (FREAK attack)
Microsoft
Schannel の脆弱性により、セキュリティ機能のバイパスが起こる
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