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セキュリティ情報
【注意喚起】Adobe Reader 及び Acrobat の脆弱性について
2010年4月14日(水曜日)掲載
■概要
PDF ファイル作成・変換ソフトウエア Adobe Acrobat 及び PDF ファイル閲覧ソフトウエア Adobe Reader には複数の脆弱性があります.結果として,遠隔の第三者は細工した PDF ファイル等をユーザに開かせることで,AdobeReader や Acrobat を不正終了したり,任意のコードを実行したりする可能性があります.
Adobe - セキュリティ情報
セキュリティ情報の公開 APSB10-09:AcrobatおよびAdobe Reader
http://kb2.adobe.com/jp/cps/836/cpsid_83658.html
なお JPCERT/CC 調べでは,本脆弱性を用いた攻撃は確認できておりません.
■対象
対象となる製品とバージョンは以下の通りです.
Adobe Reader 9.3.1 及びそれ以前
Adobe Acroba 9.3.1 及びそれ以前
■対策
Adobe Systems 社より提供されている修正済みソフトウエアを適用してください.
Adobe Reader 及び Acrobat では起動後,メニューの"ヘルプ (H)" ->"アップデートの有無をチェック (U)" をクリックすることで製品の更新が可能です.
更新が不可能な場合は,以下の URL から 最新の Adobe Reader 及び Acrobatをダウンロードしてください.
Adobe.com - New downloads
http://www.adobe.com/support/downloads/new.jsp
詳細に関しては,Adobe Systems 社からの情報を参照してください.
■参考情報
Adobe - Security Advisory (英語)
APSB10-09 Security update available for Adobe Reader and Acrobat
http://www.adobe.com/support/security/bulletins/apsb10-09.html
US-CERT
Adobe Reader and Acrobat Vulnerabilities
http://www.us-cert.gov/cas/techalerts/TA10-103C.html
関連情報 |
Adobe Reader 及び Acrobat の脆弱性に関する注意喚起(JPCERT/CC) |
お問い合わせ |
京都大学 情報環境部 情報基盤課 情報セキュリティ対策室
電話番号:075-753-7490/7492(内線7490/7491/7492) E-mail:i-s-office ![]() お問い合わせフォーム |