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【更新】Internet Explorer に解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性

publication date : Feb.21, 2014


■ 概要
Microsoft が提供する Internet Explorer には,解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性が存在します.この脆弱性により,細工された HTML ドキュメントを閲覧することで,任意のコードを実行される可能性があります.

■ 対象
Internet Explorer 10
Internet Explorer 9

■対策
2014年2月21日現在,Microsoft 社より本件に関するセキュリティ更新プログラムは公開されておりません.次の回避策を実施することで本脆弱性の影響を軽減することが可能ですが,環境によっては即座に実施できない可能性があります.

Fix it 51007 を適用する(Update:2014/2/21)
Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) を適用する
・Internet Explorer 11 にアップデートする
・Internet Explorer以外のブラウザを使用する

Fix it 51007 を適応するには,Web ページ中ほどの「Enable MSHTML shim workaround」をクリックし,MicrosoftFixit51007.msi を実行します.
これにより 現在確認されている攻撃は回避されます.また,本件に対応したセキュリティ更新が発表され適応した後には,本 Fix it の解除「Disable MSHTML shim workaround」をクリックし同様に実行する必要があります.

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TEL:075-753-7490(7490)
E-mail:i-s-officeiimc.kyoto-u.ac.jp

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