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学術情報メディアセンターセミナー 「実世界理解に向けた自然言語処理の取り組み」

2012年8月22日(水曜日)掲載


 京都大学学術情報メディアセンターでは,月に一度,各分野でご活躍の講師をお招きし,それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき,参加者を含めて広く議論を行う機会として,月例セミナーを開催しております.
 9月25日の学術情報メディアセンターセミナーでは,国立情報学研究所の宮尾 祐介 准教授をお招きし,実世界理解に向けた自然言語処理の取り組みについて, 最新の研究成果を交えてお話しいただきます.

学内外を問わず多数の方の参加をお待ちしております.

日時 2012年9月25日(火曜日) 16時30分~18時30分
会場 京都大学 学術情報メディアセンター南館 2階 202マルチメディア講義室
http://www.media.kyoto-u.ac.jp/ja/access/#s_bldg
参加費用 不要
参加申し込み 不要
主催 京都大学 学術情報メディアセンター
お問い合わせ 京都大学 学術情報メディアセンター 森 信介
電話番号:075-753-7486(内線7486)
E-mail:forestmedia.kyoto-u.ac.jp
プログラム

16時30分~17時30分
講 演 者:宮尾 祐介(国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 准教授)
講演題目:「試験問題に解答する」ことから見える言語と世界の接点
講演概要:本セミナーでは,国立情報学研究所で進めている「ロボットは東大に入れるか?」プロジェクトを概説する.入学試験は自然言語で問題が与えられ知識や思考を活用して答えを導くタスクである.したがって,問題から解答を導くまでの完全なプロセスを実装することで,自然言語理解に潜む本質的な問題を明らかにすることができる.実際の試験問題の例を通して,本プロジェクトで取り組む研究テーマを紹介する.

17時30分~18時30分
講 演 者:森 信介(京都大学 学術情報メディアセンター 准教授)
講演題目:調理映像の理解に向けたレシピの言語処理
講演概要:言語の基本的な機能の一つとして,実世界の事象の記述がある.本セミナーでは,調理映像とのマッチングをとることを目指して,調理手順指示文書(レシピ)に対する言語解析の取り組みについて紹介する.提案する言語処理の設計により,レシピの解析に留まらず,様々な応用において,迅速かつ簡便に高い精度を実現することが可能となる.さらに,現実の調理映像の理解に向けて言語処理が明らかにすべきことについて考える.

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