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イベント・講習会

学術情報メディアセンターセミナー 「ベトナム語:教育と研究の最前線」

2012年6月7日(木曜日)掲載


 京都大学学術情報メディアセンターでは,月に一度,各分野でご活躍の講師をお招きし,それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき,参加者を含めて広く議論を行う機会として,月例セミナーを開催しております.
 6月26日の学術情報メディアセンターセミナーでは, 大阪大学大学院言語文化研究科 准教授の 清水 政明 氏をお招きし, ベトナム語教育とCALL について, 最新の研究成果を交えてお話しいただきます.

学内外を問わず多数の方の参加をお待ちしております.

日時 2012年6月26日(火曜日) 16時30分~18時30分
会場 京都大学 学術情報メディアセンター南館 2階 202マルチメディア講義室
http://www.media.kyoto-u.ac.jp/ja/access/#s_bldg
参加費用 不要
参加申し込み 不要
主催 京都大学 学術情報メディアセンター
お問い合わせ 京都大学 学術情報メディアセンター 坪田 康・壇辻 正剛
電話番号:075-753-9041(内線9041)
E-mail:mdantsujimedia.kyoto-u.ac.jp
プログラム

16時30分~17時30分
講 演 者:清水政明(大阪大学大学院言語文化研究科 准教授)
講演題目:「ベトナム語教育とCALL」
講演概要:我が国におけるベトナム語の教育とCALL のもたらす可能性について考察する.
まず,我が国におけるベトナム研究の跡を歴史的に辿り,その中にベトナム語の研究・教育を位置付ける.語学としてのベトナム語教育の手法とそのコンテンツの変遷を概観した上で,CALL の有効性について考える.その際,いわゆるLess commonly taught languages の一つとしてのベトナム語に加え,孤立型言語の代表格としてのベトナム語に焦点を当ててCALL の 意義を考えてみたい.

17時30分~18時30分
講 演 者:近藤美佳(京都大学学術情報メディアセンター 研究生)
講演題目:「ベトナム語方言研究とその応用」
講演概要:ベトナム南部地方は,この4, 5 世紀の間に開拓されてきた比較的新しい土地であるにもかかわらず,この土地で話される方言と他地方の方言の間には大きな差異が存在する.現代ベトナム語南部方言の特徴,特に音韻体系について解説しつつ,移民の歴史や19 世紀後半のローマ字資料の記述などを踏まえて,その形成過程について考察する.
また,方言研究を通して可能となる在日ベトナム人子弟の母語教育支援方法の在り方を考える.

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