1. ホーム
  2. インフォメーション
  3. お知らせ
  4. 河原 達也 教授らが情報処理学会 喜安記念業績賞を受賞しました.

コンテンツ

お知らせ

河原 達也 教授らが情報処理学会 喜安記念業績賞を受賞しました.

2012年6月11日(月曜日)掲載


河原 達也 本センター教授らによる「議会の会議録作成のための音声認識システムの実用化」が情報処理学会 喜安記念業績賞に選ばれました.
これは情報技術に関する新しい発明,新しい機器や方式の開発・改良,あるいは事業化プロジェクトの推進において,顕著な業績をあげ,産業分野への貢献が明確になったものに対し与えられる賞です.

・受賞者:
河原 達也 学術情報メディアセンター 教授
秋田 祐哉 学術情報メディアセンター 助教
三村 正人 学術情報メディアセンター 研究員(産官学連携)  外2名

・業績名:「議会の会議録作成のための音声認識システムの実用化」

・概要:
 音声認識技術はこの十年余の間に大きな進歩を遂げてきたが,議会の委員会審議のような自然な話し言葉を高い精度で認識できるものはなかった.河原ら京都大学のグループは,膨大な会議録テキストと音声のアーカイブから効果的に話し言葉の音響・言語モデルを学習する枠組みを構築し,NTT研究所のグループでは,大規模なモデルを効率的に統合し,最適な認識結果を探索する技術を開発した.これらの技術に基づいた音声認識システムは約90%の文字正解率を実現し,衆議院の新しい会議録作成システムに導入された.世界的にも,国会の審議音声を直接自動認識するシステムは初めての事例である.

情報処理学会掲載ページ


お問い合わせ 京都大学 学術情報メディアセンター
電話番号:075-753-7400
お問い合わせフォーム

お知らせトップへ戻る

 

Copyright © Institute for Information Management and Communication, Kyoto University, all rights reserved.