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イベント・講習会

学術情報メディアセンターセミナー 「GPUコンピューティングと流体力学」

2012年2月23日(木曜日)掲載


 京都大学学術情報メディアセンターでは,月に一度,各分野でご活躍の講師をお招きし,それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき,参加者を含めて広く議論を行う機会として,月例セミナーを開催しております.
 3月27日の学術情報メディアセンターセミナーでは,東京工業大学教授 青木尊之氏,日本原子力研究開発機構博士研究員 小野寺直幸氏,東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程3年 下川辺隆史氏をお招きし,ご講演いただきます.

学内外を問わず多数の方の参加をお待ちしております.

日時 2012年3月27日(火曜日) 16時30分~18時30分
会場 京都大学 学術情報メディアセンター南館 2階 202マルチメディア講義室
http://www.media.kyoto-u.ac.jp/ja/access/#s_bldg
参加費用 不要
参加申し込み 不要
主催 京都大学 学術情報メディアセンター
お問い合わせ 京都大学 学術情報メディアセンター 平岡 久司
電話番号:075-753-7444(内線7444)
E-mail:hhiraokamedia.kyoto-u.ac.jp
プログラム

16時30分~17時30分
講演者:青木 尊之(東京工業大学学術国際センター 教授)
講演題目:GPUスパコンTSUBAME2.0における大規模流体計算と実行性能
講演概要:東京工業大学・学術国際情報センターのスパコン TSUBAME 2.0は GPU を 4200個搭載しピーク 2.4 PFLOPS の性能を持つ.TSUBAME 2.0 の概要とメモリ律速なアプリケーションである流体計算の GPU での実行性能について述べ,大規模流体計算として気液二相流,圧縮性流体計算,津波計算,格子ボルツマン法などの事例を紹介する.

17時30分~18時00分
講演者:小野寺直幸(日本原子力研究開発機構 博士研究員)
講演題目:GPUを用いた複雑物体周りのLES解析
講演概要:高レイノルズ数の流体計算では乱流モデルを用いたLES(Large-Eddy Simulation)が必須となる.本講演では,GPU計算に適した乱流モデルの構築について述べると共に,複雑物体周りのLES解析の事例を紹介する.

18時00分~18時30分
講演者:下川辺隆史(東京工業大学大学院総合理工学研究科 青木研究室 D3)
講演題目:GPUスパコン TSUBAME 2.0 を用いた次世代気象モデルの大規模高性能計算
講演概要:東京工業大学のスーパーコンピュータ TSUBAME 2.0 では,その計算性能の大部分は4000基を超えるGPUが担う.本講演では,気象庁が開発を進める次世代気象シミュレーションコードASUCA全体をGPUコード化し,TSUBAME 2.0 で大規模にGPUを用いて実行するまでのプロセスと,その実行性能について紹介する.

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