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VMホスティングサービスの利用方法

ここではVMホスティングサービスの利用方法について説明します。なお,本サービスの利用には申請が必要です。利用申請される方は「利用申請について」をご覧ください.

VMでのサーバの構築について

VMホスティングサービス(標準パッケージ)ではWEBホスティングサービスと異なり,占有VMとしてサーバ構築のためのLinux環境そのものを提供しております.そのため,本サービスを利用しサーバを運用するためにはUNIX系サーバについての知識が必要になります.

サーバ構築運用ガイド」では,サーバを運用するための様々な情報を公開しています.サーバに関しての市販の書籍やWebサイトと共にご参考ください.

VMサーバの操作について

VMホスティングサーバへの接続はSSHクライアントを用いて行います.従ってサーバを操作するには、SSHクライアントが必要となりますので、あらかじめご用意ください。
なお,VMホスティングサーバの管理者権限が必要な場合は、「sudo」コマンドをご利用ください。

アカウント管理について

VMホスティングサービスではVMのサーバを利用するUNIXユーザアカウントを自由に作成する事が可能です.

ユーザの追加は管理者権限でuseraddコマンドとpasswordコマンドを用います.ここでは例としてtaroというユーザを追加します. useradd taro
password taro
設定するパスワードを質問されますので,パスワードを入力しEnterを押します(入力は2回.入力したパスワードは表示されません)

提供するOSと各種アプリケーション(サービス)の導入方法について

本サービスではデフォルトのOSとして,CentOS 7をインストールしております.
他にはUbuntu 16,RHEL7,Windows Server 2012 R2 Datacenterに変更可能です.

各種アプリケーション(サービス)の導入は,yumコマンド等が利用できます.sudoによる管理者権限で実行できますので,これらの導入はご自身で実施してください.
なお,お渡しするVMは,メンテナンスなどを行う際,事前に利用者の方へ通知した上で再起動を実施する場合があります.VMをお渡しした後に導入されたアプリケーションに関しましては,サービス提供側で把握しておりませんので,再起動の際の動作確認はご自身でお願い致します.
もし,常時動作が必要なアプリケーションを導入される場合は,chkconfigなどで自動起動を設定いただくと確実です.

デフォルトのWebサーバについて

VMホスティングサービスではWebサーバとしてApacheが利用できる状態になっています.Apacheの設定ファイルhttpd.confの内容を追加・変更する事でWebサーバの様々な機能をカスタマイズすることができます.

httpd.confの保存場所は/etc/httpd/confディレクトリの中にあります.httpd.confで設定できる項目は非常に多いですが,基本的に変更する必要のある項目以外はデフォルトの状態を保つようにしてください.
また,httpd.confを誤った内容に設定してしまった場合,Webサーバが停止・誤動作するおそれがあります.設定を変更しなければならない場合は,あらかじめデフォルトのhttpd.confのバックアップを取っておく事をおすすめします.

Apacheの詳しい設定やカスタマイズについては市販の書籍やWebサイトをご覧ください.

デフォルトのメールサーバについて

VMホスティングサービスではメールサーバとしてpostfixを標準で利用できる状態になっています.そして,このサーバのユーザアカウント全てに電子メールのスプールを持たせる事ができます.なお,sendmailをご利用されたい場合はyumでパッケージを追加してください.

postfixの設定ファイル/etc/postfix/main.cfもしくsendmailの設定ファイル/etc/mail/sendmail.cfでメールサーバの様々な機能をカスタマイズすることができます.これらの設定ファイルを誤った内容に設定してしまった場合,メールサーバが停止・誤動作するおそれがあります.設定を変更しなければならない場合は,あらかじめデフォルトの設定ファイルのバックアップを取っておく事をおすすめします.

postfixやsendmailの詳しい設定やカスタマイズについては市販の書籍やWebサイトをご覧ください.

なお,情報環境機構ではウィルスとスパムチェックのサービスを運用しております.
VMホスティングサービスで利用される場合は下記のように設定してください.

※ここで紹介するウィルスとスパムチェックのサービスにつきましては、2020年12月以降、KUINS-IIからの接続が制限される可能性があります。ご了承ください。

(1)メール受信方法

KUINS-DBで「DNS名」を下記のように申請します.

subdom.kyoto-u.ac.jp. IN MX 10 mx1.kuins.net.
subdom.kyoto-u.ac.jp. IN MX 10 mx2.kuins.net.
kuins3mx.subdom.kyoto-u.ac.jp. IN MX 10 mail-server.subdom.kyoto-u.ac.jp.
mail-server.subdom.kyoto-u.ac.jp. IN A 133.3.xxx.xxx
kuins3mx.subdom.kyoto-u.ac.jp. IN A 133.3.xxx.xxx

(2)メール送信方法

メール転送先に「sendmail.kuins.net」または「sc-filt.kuins.net」を設定 します.両者ともスパムと判断されたメールを転送しない動作をしますが 前者は送信元へエラーメールを返し、後者はメールを削除する動作となります.
例えばPostfixでは/etc/postfix/main.cfに

relayhost = sendmail.kuins.net

と記述してください.

情報セキュリティのページに,迷惑メールを学外に送信しないための対策に関する参考資料が掲載されています.こちらも併せてお読みください.

システム資源やディスクの増量について

VMホスティングサービスでは,希望に応じて必要に応じてCPUコア数・メモリ容量・ディスク容量をそれぞれ増量可能です.

なお,これらの増量には増量単位と仮想化環境の種類に応じて,下記の追加の利用負担金が必要です.

利用負担金金額 (2017年4月1日改定)
システム資源 CPU:2コア単位で3,000円/年
メモリ:4GB単位で3,000円/年
ディスク 100GB単位で6,000円/年

連絡担当者メール連絡用のメール転送設定ファイルについて

VMホスティングサービスの連絡担当者への連絡用に下記の.forward+メール転送設定ファイルを作成し,ファイル内に実務作業される管理者の方(複数名可能)のメールアドレスを記載しておいてください.

「転送設定ファイル名」用途
「.forward+nagios」 自動サーバ死活監視システムからの通知用
「.forward+」 システムからの連絡用

VMホスティングサービスの利用者を対象とした全てのお知らせ・ご案内・ご連絡は,この連絡担当者用メールアドレスを通じてお送りしますので,必ず作成していただきいますようお願いいたします.
また,作成するファイルのうち「.forward+」の方は,学内のメールにスパムフィルタを適用させる記載方法は行わないでください.

これらの転送メールアドレスは.forward+ファイル作成ツールでも設定ファイルを作成できます.なお,管理者の方のメールアドレスを複数名登録する場合は「さらに転送先を追加」を選択して実行ボタンをクリックすれば2人目以降のメールアドレスも入力できます.

 

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