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KUINS ニュース 82

目次

KUINS news 82 [2013.8.31]

表紙写真:KUINSに管理委託をした理学研究科無線LAN基地局

京都大学情報環境機構講習会開催案内

情報環境機構では,京都大学教職員の皆様に情報環境機構のサービスをより広く理解して頂くため, 機構で提供している他のサービスとも連携して講習会を開催しています. 講習内容は,京都大学における情報環境の紹介,京都大学学術情報ネットワーク(KUINS)の利用方法, 情報セキュリティ,webページホスティング,全学メール,教育支援などです.新規着任の皆様はもちろんのこと, 在職中の皆様にも新たなサービス内容や最先端の情報をご理解頂くため,多くの方々にご参加頂きたく思っております.

平成25年度後期は,下記の通り10月に開催致します.講習は吉田地区で行ないますが, 遠隔会議システムを利用して,宇治,桂,熊取,犬山の各地区へも配信する予定です. 詳細が決まり次第,ホームページ等でご案内致します.多くの教職員の方々の参加をお待ちしております.

日時: 平成25年10月11日(金) 13時~15時
場所: 学術情報メディアセンター南館 2階202室

お申し込みは情報環境機構 講習会ページからお願い致します. また,これらの内容のビデオをサイバーラーニングスペース(研修用Sakai)でも御覧になることが出来ます. 都合により受講できない方は,こちらを是非御覧ください.

無線LAN基地局に関するお知らせ

KUINS ニュース No. 81以降に新たに追加されました無線LAN基地局についてお知らせします. 今回は次の表に示す4部局,計6箇所に設置しました.

医学研究科 医学部E棟 医学部記念講堂・歴史資料館
工学研究科 電気総合館 4階図書室(南側)
地球環境学堂 工学部物理系校舎 807室
国際高等教育院 工学部物理系校舎 6階会議室1(北), (南), 6階会議室2

今まで紹介しております一連の作業は,「学内ユビキタス環境整備(無線LAN環境整備)」の一環として実施中です. 講義室や会議室,共同利用者控室等,公共性の高い空間で利用できるように設置作業を進めております. また,部局独自で無線LANを追加設置される場合,購入される基地局が現在KUINSで導入しているアライドテレシス製の AT-TQ2403
AT-TQ2450
AT-TQ3600
であり,部局としての要望がありましたら,当該基地局をKUINS管理に移管することが可能です.

無線LANについての御相談・御質問等お待ちしております.お問い合わせはq-a@kuins.kyoto-u.ac.jpまでお願いいたします.

KUINSへの機器の管理委託及び移管について

これまで, ?情報コンセントの増加により,KUINS管理のスイッチのポートが不足しているため部局等でスイッチを購入しKUINSに移管する ?新設した建物に無線LAN環境が必要なため,部局等でアクセスポイントを購入しKUINSに管理委託する

という事例がありましたが,この度KUINSへ機器を移管または管理委託する際のルールおよび手続きを整理いたしましたので, お知らせいたします.端的に御説明しますと,移管は機器がKUINSの所有物となりますが, 管理委託の場合は機器はあくまで部局等の所有で,その管理をKUINSが行ないます. 運用上の大きな違いは,機器が故障した際の修理や交換,場所の移動等により機器が不要になった際の 再配置の検討などを,どこが主体となって行なうかにあります.移管の場合はKUINSが主体となって行ないますが, 管理委託の場合は部局等が行ないます.

手続きの流れについて,理学研究科の例を本号別記事に寄稿いただいておりますので,御覧下さい. 申請に必要な覚書のファイルは以下にあります.(移管用) (管理委託用)

今回の手続きの整理により,これまでに機器を移管または管理委託された方も改めて書類の提出をお願いする予定ですので, ご協力をお願いいたします.

部局購入の無線LAN基地局をKUINSに管理委託する方法

理学研究科学術推進部 情報技術室長
片桐 統

KUINS運用委員会にて,部局購入の情報機器をKUINSへ管理委託する方法が決められました. 内容については,本号別記事をご参照下さい.この方法に従って,実際に理学研究科で購入した無線LAN基地局を, KUINS設置の無線LAN基地局と同等の設定で設置しましたので,その手順をお示しします.

  1. 事前の相談
    KUINS(情報部情報基盤課ネットワーク担当:以下ネットワーク担当)に対し, 部局購入にて無線LAN基地局を設置したい旨を相談し,KUINS運用委員会が定める, 無線LAN基地局設置方針にはずれていないことを互いに確認する.

  2. 無線LAN基地局の購入と配線工事
    無線LAN基地局は,KUINSが推奨している,Allied Telesis AT-TQ2450またはAT-TQ2403を購入する. 設置場所に空きの情報コンセントがなければ,末端スイッチまでのネットワーク配線工事と電源工事を行う.

  3. 購入した基地局と覚書の送付
    「ネットワーク機器管理委託に関する覚書」を作成(本号別記事を参照)し, 2部印刷した上で2部ともに情報セキュリティ技術責任者が押印する.購入した基地局とともに,ネットワーク担当に送付する

  4. 設定済み基地局と覚書の返送
    設定済み基地局と,KUINS運用委員長の押印された覚書1部が返送される. 今後理学研究科では,複数台同様の方法で設置する予定であるため,一覧表を作成している. 一覧表は,通番・設置年月日・設置場所・情報コンセント名称・機器型番・担当者・備考の項目がある. 返送された覚書に通番と同じ番号を記入して,大切に保管する.

  5. 設置と連絡及び確認
    返送された設定済み基地局を設置する.設置した旨をネットワーク担当に連絡し, ネットワーク上位からの動作を確認して頂く.ノートパソコン等を用いて,正常に動作していることを確認する.

最後に,情報環境機構及びネットワーク担当の皆様には,部局購入の無線LAN基地局の設置手順が整理され, 簡単に設置ができるようになりましたこと,大変感謝いたします.

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DNSSECの運用開始について

KUINSにおけるDNSSEC(DNS Security Extensions)対応について,KUINSニュース No.72で御案内しておりましたが, KUINSが管理する権威DNSサーバでDNSSECの運用を年内を目処に開始いたします. KUINS接続機器登録データベース及びKUINSが管理する権威DNSサーバでの準備は完了しており, 現在はテストを行っております.また,KUINSが管理するキャッシュDNSサーバでは既にDNSSEC対応を開始しております.

KUINSの権威サーバでDNSSECの運用を開始する際には,KUINSのホームページ等で改めて御連絡致します. その際には,各部局で運用しているDNSサーバでもDNSSECの利用が可能となりますので, 極力DNSSECへの移行をお願いします.なお,DNSSECによりDNSの応答パケットのサイズが増加するため, UDPのフラグメントやTCPへのフォールバックが発生する可能性があります. お使いの端末のセキュリティソフトや独自で設置されているルータの設定によっては, DNSSEC対応サイトへの通信が出来なくなる場合があります.現状の設定をご確認の上, DNSサーバ(130.54.240.26, 10.224.253.1, 10.224.254.1)からのUDPのフラグメントの許可及びTCPの 53番ポートの通信を許可するように設定をお願いいたします.

KUINS 会議日誌

平成25年5月31日~平成25年8月30日

情報環境機構 KUINS 運用委員会
平成25年6月10日(平成25年度 第3回)
・平成25年度KUINS事業計画
・ネットワーク機器管理委託について
・KUINSニュースについて
・学術情報メディアセンター基盤コンピュータシステム調達日程(案)
・KUINSのサービス状況について
・その他

平成25年7月19日(平成25年度 第4回)
・KUINS利用負担金検討委員会
・KUINSニュースについて
・基盤コンピュータシステム調達に向けて
・KUINSのサービス整備状況について
・KUINSのサービスと現状について
・その他

平成25年8月27日(平成25年度 第5回)
・KUINS利用負担金検討委員会開催に向けて
・KUINSニュースについて
・基盤コンピュータシステム調達に向けて
・KUINSのサービス整備状況について
・KUINSのサービスと現状について
・その他

お知らせ

KUINSニュースへの寄稿を歓迎します.詳細は kuins-news@kuins.kyoto-u.ac.jp または下記までお問い合わせください.

問い合わせ先
情報部 情報基盤課 情報環境支援グループ ネットワーク担当(075-753-7432)

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PDF版 KUINSニュース No.82

 

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