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KUINS ニュース 64

目次

KUINS news 64 [2009.2.28]

表紙写真:京都市動物園(左)と稲盛財団記念館(右)

汎用コンピュータシステム・基盤コンピュータシステム 導入によるKUINSの停止に関するお詫びと今後の予定

KUINSニュース No. 62 ならびに No. 63 にてお知らせしています汎用コンピュータシステム・ 基盤コンピュータシステムの導入におきまして,KUINS基幹部分の置き換え作業が平成20年12月末で 終了しました.この置き換え作業に伴うネットワーク停止により,御不便をお掛けして申し訳ありま せんでした.また,作業の際のトラブルにより,不具合が発生し御迷惑をお掛けしましたことを, 重ねてお詫び致します.

来年度には,各建物に設置しています館内スイッチ及び末端スイッチの置き換え作業を予定して おります.置き換え作業時には,ご不便をお掛けする事になりますが,利用者の皆様の要望(高速化 ・高機能化)実現に向けた必要不可欠な作業ですので,ご理解ご協力をよろしく御願いします.

平成21年度KUINS講習会の案内

KUINS講習会を下記日程にて開催します.この講習会は,KUINSに関する各種の情報を提供するために 開催するもので,新規採用教職員を主な対象としていますが,それに限らず多くの皆様に御参加頂きたい 講習です.講習内容は,京都大学学術情報ネットワーク(KUINS)の構成,運用体制,京都大学における ネットワークセキュリティ対策およびKUINSへの利用方法の解説などです.詳細はKUINSのホームページ等で 追ってご案内します.多くの方の参加をお待ちしております.

日時: 平成21年4月10日(金)午前10時~
場所: 学術情報メディアセンター北館3階講習室

野生動物研究センター連携先の京都市動物園をKUINSに接続

野生動物研究センター

平成20年12月9日(火)に,京都市左京区岡崎法勝寺町にある京都市動物園事務所にてKUINSが利用 できるようにVPNルータの設置作業を行いました.

野生動物研究センター(以下,WRC)と京都市動物園は2008年4月に協定を結び, 環境教育活動や動物の福祉について相互に共同研究を行っています. それに伴い京都市動物園にWRCの田中正之准教授が常駐しています. 京都市動物園では今年度中にWRCの付属施設であるチンパンジー・サンクチュアリ・ 宇土からチンパンジーを4個体導入します.そのための新しい飼育展示施設を改修中です.

今後はより多くの動物種を研究対象とし,京都市動物園が研究・教育面でこれまで以上に 貢献できるようにWRCも協力していきます.KUINS接続に接続することにより, 京都市動物園で学内と同様のサービスを受けられることになりました. 学内との多岐にわたる連携が予想されます.みなさま,是非一度お立ち寄りください.

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新しい汎用コンピュータシステムを用いた新しいサービス
- ホームページサービス・ホスティングサービスの新展開 -

汎用コンピュータシステム運用委員会

学術情報基盤グループ(旧データベース掛)では,これまでホームページサービスなどを提供してきましたが, このたび汎用コンピュータシステムがリプレースされたのに伴い,サービス内容も全面的に一新します. 特にホームページサービスについては,年々利用が増え,現在200件以上となっていますが,一方で「 松サービスは高すぎる」「竹サービスでもcgiなど機能を増強して欲しい」「もっと様々なソフトを使いたい」 といったご意見を頂戴していました.そのようなご意見を反映した結果,今回の見直しのポイントは以下の通りです.

(1) 「松・竹」のグレードを廃止して,「ホームページサービス」に一本化し,「竹」並みの負担金で 「松」並みのサービスを利用できるようにします.

(2) もっと自由度が高いホスティングサービスを開始します.専用仮想ホスト(VM)を管理者権限付きで 提供しますので,お好みのソフトウェアをインストールしたり,メールアカウントを好きなだけ作成したり, 自由に情報環境を構築できます.

(3) これらのサービスの利用に際しては,従来の大型計算機システムのアカウントならびに そのための負担金は必要としません.なお従来「梅」サービスを利用していた方は, 新規に「個人向けホームページサービス」を申請して下さい.

提供サービスの変更内容

VMホスティングサービス

特徴:
占有バーチャルマシーン(VM)による独自ドメイン名のホスティングサービスを提供します. 管理者(root)権限が付与されるため,自由なサーバ構築・運用ができます.データベース(MySQL,PostgreSQL,Oracle)と ストリーミング(Helix Server)のオプションサービスが利用可能です.また,ディスク容量やシステム資源 (CPU,メモリ)の増設が可能です.

サービスのメリット:
・自前でサーバ用のハードを購入する必要がない(VM単位でシステム資源を提供)
・サーバの運用に必要な労力・費用を軽減できる
・占有サーバとして管理者(root)権限が付与される
・独自ドメイン名のネットワークサーバとして利用できる
・占有サーバ内のWebサービスで複数の仮想ホスト(ドメイン)を利用できる
・メールスプールも用意でき,メールアカウントも自由に作成できる

対象:
原則として京都大学の教員が一員となっている学術研究・教育等の組織・プロジェクト, 及び京都大学の部局,学科・専攻,研究室等(kyoto-u.ac.jp以下のサブドメインを有する組織). 当該部局・組織の代表者または広報担当者(京都大学の教職員)が本サービスの申請者となること.

ホームページサービス

特徴:
共有サーバによる仮想ホスト機能を用いた独自ドメイン名によるホームページの公開 およびメール転送を行う環境を提供します(従来の松・竹サービスと同等).データベース (MySQL,PostgreSQL,Oracle)とストリーミング(Helix Server)のオプションサービスが利用可能です.

サービスのメリット:
・ホームページ公開のためにサーバを用意する必要がない
・サーバの維持管理やセキュリティ対策などに労力・費用を必要としない
・独自ドメインでのホームページ公開や転送用メールアドレス作成が可能
・複数名でのコンテンツ更新が可能
・KUINS-IIの負担金が不要(ただしSSLなどを使用する場合は必要)

対象:
原則として京都大学の教員が一員となっている学術研究・教育等の組織・プロジェクト, 及び京都大学の部局,学科・専攻,研究室等(kyoto-u.ac.jp以下のサブドメインを有する組織). 当該部局・組織の代表者または広報担当者(京都大学の教職員)が本サービスの申請者となること.

個人向けホームページサービス

特徴:
汎用コンピュータシステムのドメインにおける利用者番号名でホームページを公開する環境を提供します.

サービスのメリット:
・ホームページ公開のためにサーバを用意する必要がない
・サーバの維持管理やセキュリティ対策などに労力・費用を必要としない
・KUINS-IIの負担金が不要

対象:
京都大学の教職員

メール転送サービス

特徴:
独自ドメイン名によるメール転送サービスを提供します.任意のメールアドレスを作成し 転送先のメールアドレスを管理できます.
・本サービスのメールサーバはメール転送のみを行います.
・メールスプール機能やfmlなどのメーリングリスト管理プログラムとの連携は利用できません.

サービスのメリット:
・任意のメールアドレスを自由に作成し転送先メールアドレスを管理可能 ・汎用コンピュータシステムのドメイン名のメール転送をサポート

対象:
原則として京都大学の教員が一員となっている学術研究・教育等の組織・プロジェクト, 及び京都大学の部局,学科・専攻,研究室等(kyoto-u.ac.jp以下のサブドメインを有する組織) .当該部局・組織の代表者または広報担当者(京都大学の教職員)が本サービスの申請者となること.

各サービスの提供機能の違いについて
サービスの種別による提供機能の違いは以下の通りです.

サービス名 VMホスティングサービス ホームページサービス 個人向けホームページサービス メール転送サービス
システム 占有サーバ 共有サーバ 共有サーバ 共有サーバ
提供機能
ハードウェア VM単位で提供 - - -
OS RHEL5 RHEL5 RHEL5 -
Webサーバ -
ディスク容量 200GB 20GB 2GB -
仮想ホスト - -
SSL - -
CGI - -
PHP - -
アクセス制限 -
ログ閲覧・解析 - -
メールサーバ 転送のみ - 転送のみ
RDBサーバ 一部有料オプション 一部有料オプション - -
CMS - -
コンテンツ作成支援 応相談 応相談 - -
ストリーミング配信 有料オプション 有料オプション - -
VM資源増量 有料オプション - - -

・使用できるRDBサーバはMySQL・PostgreSQL・Oracleの3種類(Oracleのみ別途負担金)
・ストリーミング配信用サーバはHelix Serverを使用
・VM資源増量はディスク増量・システム資源増量の2種類
・VM ホスティングサービスでの学外ネットワークへの接続や,ホームページサービスでのSSL 等の利用でグローバルIP アドレスを必要とする場合は,KUINS-IIの利用負担金が別途必要です.

利用負担金について
本サービスの利用に必要な利用負担金は以下の通りです.

・ホスティング・ホームページサービス利用負担金(2009年4月より適用)

区分 利用負担額 単位
VMホスティングサービス 126,000円/年 1仮想マシンにつき
ホームページサービス 31,500円/年 1ドメイン名につき
個人向けホームページサービス 12,600円/年 1アカウントにつき
メール転送サービス 12,600円/年 1ドメイン名につき

従来サービス申請の要件であった大型計算機システムのアカウントの申請及び負担金(12,600円)は不要になります. 1申請毎に専用の大型計算機システムのアカウントを発行します.

・オプションサービス(VMホスティングサービス・ホームページサービス)

オプションサービス種別 利用負担額
データベース(Oracle) 63,000円/年
ストリーミング(Helix Server) 31,500円/年

・VM資源増量(VMホスティングサービス)

区分 増量単位 利用負担額
ディスク 100GBにつき 10,500円/年
システム資源 1台につき 100,800円/年

現行のホームページサービスを利用されている方へ
4月以降も利用を継続される方は,あらためて新サービスに申し込みいただく必要があります. なお,新サービスでは,既存の大型計算機システムのアカウントは必要としません. 利用申請毎に「ホスティング・ホームページサービス」専用の大型計算機システムのアカウントを ご用意します.来年度,お使いの大型計算機システムのアカウントでスーパーコンピュータ システムをご利用されない方は,大型計算機システムの継続申請は不要となります.

・松サービス・竹サービスをご利用の方
利用目的に応じたサービスをご利用ください.

・梅サービスをご利用の方
個人向けホームページサービスをご利用ください.

・大型計算機システム(sakura)の簡易メーリングリスト機能をご利用の方
メール転送サービスをご利用ください.(但し,fmlなどのメーリングリスト 管理プログラムとの連携はできません.)

サービス移行の流れ
サービスの移行は以下のスケジュールで実施します.

・現行のホームページサービスの利用申請は3月上旬で終了し,引き続き,新サービスの利用申請を開始します.
・現行のホームページサービスは今年度で終了しますが,引き続き,新サービスをご利用される場合は, コンテンツなどの移行作業が完了するまで,現行のホームページは閲覧可能な状態を維持します.
・新サービスは新年度から正式サービスの開始ですが,3月中に試行的に利用開始できるように準備します.

なお,新サービスを提供するシステムは,OS等のソフトウェアのバージョンが上がっており, 既存のコンテンツの動作検証が必要となりますが,コンテンツの移行作業は利用者ご自身で行なってください. また,移行作業の間,旧サービスと新サービスを併用する場合もご負担いただく利用負担金は新サービス分のみとなります.

お問い合わせ
ご相談・ご質問に関しましては情報環境機構の 『お問い合わせフォーム』,の「お問い合わせ種別」 で「コンテンツの作成・利用・運用」を選んでください.もしくは学術情報基盤グループ(下記)までご連絡ください.

電子メール
db-qa@media.kyoto-u.ac.jp

電話/FAX
TEL: 075-753-9003 (内線 9003/9006)
FAX: 075-753-9001 (内線 9001)

郵便/来所
〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町 学術情報メディアセンター南館 1F 101

Webページ
https://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/services/whs/new-service.php

無線LAN基地局に関するお知らせ

KUINSニュース No.63の発行以降に追加されました無線LAN基地局について,お知らせいたします.

まず,従来の設置場所に追加された場所としましては,東南アジア研究所本館のほぼ全域と 共同棟4階が挙げられます.そして,新たに設置しました箇所として,教育学研究科, フィールド科学教育研究センター,工学部1号館,工学部3号館,ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)等があります..

現在利用可能な箇所の詳細に関しましては,「MIAKOネット仕様無線LANアクセスポイント設置場所」を御参照下さい.

なお,特に今回は稲盛財団記念館での導入が進みましたことを御報告させていただきます. 稲盛財団記念館は,東南アジア研究所,地域研究統合情報センター,大学院アジア・アフリカ地域研究研究科, アフリカ地域研究資料センター,こころの未来研究センターの5部局の教職員の方々で構成されています. 1階の総合博物館管理下の研究資源アーカイブ映像ステーション及び京都賞ライブラリを含めた 稲盛財団記念館全体で20台程度の設置に向けて,順次作業中です.今回は,本号別記事 に, 稲盛財団記念館での設置状況等,全般的なお話を東南アジア研究所の木谷公哉先生に御執筆頂きました.

なお,全学への設置計画は現在も継続中です.担当者様からの御相談を引き続きお待ちしております. お問い合わせは,q-a@kuins.kyoto-u.ac.jpまでお願いいたします.(Subjectに【無線LAN基地局設置】と 御記入いただけますと幸いです.)

また,前回お知らせしました iPod Touch でのPPTP接続方法について,マニュア ルを一部修正いたしましたので, iPod Touch をお使いの方は,こちらの方も 御参照下さい.

IPネットワーク連絡会および第17回NCA5総会報告

平成21年2月24日(火)に,京都大学学術情報メディアセンター南館地階共通講義室で,34機関50名参加のもと, IPネットワーク連絡会および第17回NCA5総会が開催されました.

京都大学 学術情報メディアセンター岡部寿男教授の開会の挨拶の後,「京都府立医科大学におけるGoogle Mailの導入」, 「学際大規模情報基盤 共同利用・共同研究拠点(ネットワーク型)について」,「NII サーバ証明書発行・ 導入における啓発・評価研究プロジェクトについて」と言う題目で話題提供がありました.続いて, 各機関から現況について報告があり,活発な議論が展開されました.最後に,NCA5会長 美濃導彦 京都大学学術情報メディアセンター長の閉会の挨拶で,一旦閉会しました.

NCA5総会の後,第二部として「SINET4に関する地域連絡会」が開催され,国立情報学研究所様より, SINET4に関する今後の事業展開計画について報告がありました.

部局を越えた無線ネットワークの構築とPPTP接続を利用したネットワーク利用形態の促進について

東南アジア研究所
地域研究情報ネットワーク部
情報処理室長 木谷公哉

本号別記事におきまして,KUINSによる無線LAN基地局設置の取り組みが紹介されておりますが, 東南アジア研究所においても,この枠組みにおける設置を進めております.また,この度, 東南アジア研究所の主要エリアへ設置しただけでなく,京都大学地域研究関連部局が集結した 稲盛財団記念館においては建物全体で設置する運びとなりましたので,ここにご紹介いたします.

本研究所では,利便性が高く,管理運用も容易で,さらにセキュリティに配慮したネットワークの 構築を目標に掲げています.その中で,数多く来訪・在籍されている短期・長期外国人研究員, 複数部局が日常的に利用する会議室・セミナー室について,この目標をどのように達成するかが 課題となっています.これに関して数年前,利用者が特定できるID管理方式の「KUINS-IIIのオープンスペース」と 「PPTP接続」の組み合わせで導入を検討したことがありました.しかしながら当時は,利用に必要な教育用 コンピュータシステム利用コード(以下,利用コード)が日常的に必要なかったため,普及が難しく実施するに 至りませんでした.その後,附属図書館の電子ジャーナルサービス,京都大学無線LANの部局へのサービス拡大, 利便性の高いゲスト利用サービスの提供を経て,普及への壁は取り払われてきたと感じています.一方, 稲盛財団記念館着工によって共用スペースの拡大も明確となり,部局を越えた利用者を特定できるネットワーク 利用体制の構築が急務になってきました.

このような中,以前から要望を出していた情報環境機構の無線LAN「MIAKOネット」の提供が可能と なったとの連絡を受け,2008年6月より導入に向けた本格的な検討を開始しました.

2008年9月に第1弾を実験として導入していただき,利用方法について習得した後,2008年10月に本研究所本館 および共同棟に設置し,情報環境機構と連携して電波状況調査を行いました.その結果,川端通り沿いの キャンパスには多数の強力な無線電波が存在し,電波干渉によって接続が不安定になる場所が出てきました. そのため再度入念な調査を実施し,無線周波数の微調整(チャネル調整) の結果,2008年12月上旬に設置完了 することができました.

一方,2008年10月の時点で稲盛財団記念館の会議室において無線LANを導入する段取りが進んでいました. しかしながら,本研究所での調査結果を踏まえ,キャンパス内の各部局が個別に無線基地局を置いている現状では, 電波干渉により使えない無線基地局が多数でてくることが予想されました.そのため,当初予定していた 会議室等共同利用スペースのみに無線LANを導入するのではなく,無線基地局については関連部局が情報共有を行い, 統括導入・管理ができるように協力・連携することになりました.

具体的には2008年12月18日に,関連する6部局の情報担当者および情報環境機構の技術スタッフが集まり, 設置予定場所に無線基地局を置いた上で,一日がかりの大規模調査を実施しました.その結果を受けて, さらに調整を重ねながら,順に設置を行っています.

無線LANの利用を皮切りに「利用コード」の普及が進むことで,KUINS-IIIオープンスペースの活用が 一般化できることを期待しています.また共通事務室(東南アジア研究所等事務室)では, 次年度以降, 施設管理や情報共有に関して「教職員グループウェア」の活用が検討されており, それが実現すれば, 利用コードを取得できない学外者や短期滞在者への一時的なネットワーク提供も容易になると思います. なぜなら,グループウェアを経由して,一時利用に必要なゲストアカウントの即時発行ができるからです.

さて本研究所では,研究に必要な外国人研究員の持ち込み端末について,このネットワークサービスを うまく活用できるようにするための体制について検討を進めています.もっとも配慮すべきは, セキュリティに問題がある状態で使われないように,端末管理ができるようにすることだと思っています. これについては,所内全端末へのセキュリティ監視・管理の実施体制を改善するために2008年度より導入した 「Assetbaseシステム」(情報システム管理センター提供)を活用することで,解決を図ろうと検討しています.

最後に,本研究所の図書室での無線LAN設置を計画していることをお知らせします.耐震工事が予定されて いるため,実際の設置は来年になると思いますが,これにより図書室サービスをより一層充実できると期待しています.

eduroam方式無線LANのアカウント発行システムについて

eduroam は,国際的な無線LANローミング基盤で,ヨーロッパ約30カ国の他,アジア太平洋地域ではオーストラリア, 中国,台湾,香港,日本,カナダなどが加盟しており,国際的なデファクトスタンダードになっています.

KUINS では,2008年度以降に設置した100局以上の無線基地局で eduroam が利用できるよう準備を進めてまいりました. また,eduroam を利用するためのアカウント発行システムを準備しており,2009年3月中に公開予定です.

本システムで発行する eduroam アカウントには有効期限があり,発行申請の際に,1日から最長で1年の有効期限を 指定することができます.アカウントの有効期間中は,学内に限らず世界中の eduroam 対応基地局を利用することができます.

本システムの利用には,教育用コンピュータシステム用アカウント(ECS-ID) または, 教職員グループウェア用 ID のいずれかが必要です.

本アカウント発行システムのサービス開始の準備が整いましたら,KUINSのWEBページでご案内させて頂きます. また,eduroam アカウントの設定方法等についてもあわせてご提供する予定です.

(参考)
eduroam JP
eduroam

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KUINSニュースアンケートのお願い

KUINSニュースの読者の皆様の声を取り入れ,KUINSニュースをより良いものにしていくために, アンケートを実施しております.No.63のアンケートに回答下さいました皆様には, この場をお借りして厚く御礼申し上げます.

以下のリンクにワードのファイルがありますので,ワードファイルに書き込み,
kuins-news@kuins.kyoto-u.ac.jp
(ただし,「@」は全角に変えてありますので,コピーする際はお気を付け下さい)までメールでお送り頂くか, 印刷後FAXまたは学内便,郵送でお送り下さい.(より詳しい返送方法は,アンケートファイルに記述してあります.) 御協力をよろしくお願い致します.

KUINS 会議日誌

平成20年11月30日~平成21年2月27日

情報環境機構 KUINS 運用委員会
平成20年12月2日(平成20年度 第8回)
・インセンティブ経費(アクセスネットワーク)の調達について
・KUINS利用負担金請求書の課金誤りについて
・KUINSニュースについて
・平成21年度概算要求
・平成21年度アクションプラン
・kyoto-u ドメイン申請
・汎用コンピュータシステム・基盤コンピュータシステム導入状況報告
・アクションプランによる調達について
・耐震改修工事後のネットワーク構築について
・KUINS無線LANアクセスポイントの状況報告
・KUINS状況報告
・その他

平成21年1月7日(平成20年度 第9回)
・インセンティブ経費(アクセスネットワーク)の調達について
・平成21年度概算要求
・平成21年度及びそれ以降のKUINS整備予算計画について
・情報セキュリティ対策室へのKUINS各種ログの解析権限の付与について
・KUINSニュースについて
・kyoto-u ドメイン申請
・汎用コンピュータシステム・基盤コンピュータシステム導入状況報告
・アクションプランによる調達について
・耐震改修工事後のネットワーク構築について
・平成20年度補正事業に係る耐震改修工事計画について
・KUINS無線LANアクセスポイントの状況報告
・KUINS状況報告
・その他

平成21年2月5日(平成20年度 第10回)
・KUINS事業費について途中報告
・平成21年度概算要求調達について
・KUINSニュースについて
・基幹部分(基盤コンピュータシステム)における通信不具合について
・kyoto-uドメイン申請
・KUINS無線LANアクセスポイントの状況報告
・P2P通信届
・KUINS状況報告
・その他

お知らせ

KUINSニュースへの寄稿を歓迎します.詳細は kuins-news@kuins.kyoto-u.ac.jp または下記までお問い合わせください.

問い合わせ先
情報環境部 情報基盤課 ネットワーク・遠隔講義支援グループ(075-753-7841, 7432)

PDF版 KUINSニュース No.64

 

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