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KUINS ニュース 1

京都大学統合情報通信システム建設本部長
京都大学総長 西島安則

KUINSニュース発刊にあたって

京都大学統合情報通信システム"KUINS"の建設は、昭和62年(1987年)4月から3ヶ年計画で着々と進んでおります。このシステムは学術研究はもとより、教育、事務処理など、京都大学における全ての活動を支える重要なインフラストラクチュアの一つであります。最新鋭の情報通信システムを導入することによって、電話だけでなく、あらゆる情報機器を容易に接続し、情報交換や情報処理を行う統合情報通信システムを構築しようとするものであり、本学の将来の学術研究・教育活動にとって大きな力となるものであります。特に宇治地区その他のキャンパスと吉田地区の情報通信を一層便利なものとするとともに、国内、国外との情報通信を格段に向上させ、真に国際的に開かれた大学、世界の中での京都大学の基盤となるシステムを造ることを目指しております。

しかし、この情報通信システムはあくまでも情報通信のためのハードウェア、ソフトウェアの基本的な部分の建設であり、これを十分に活用して学術情報活動の実をあげるのは、ユーザである本学教職員の皆様の積極的な参加によるものであります。研究のための各種実験機器の"KUINS"への接続によるデータ処理の効率化、各種学術情報資源の構築、研究室からのオンライン利用、教育への利用、事務処理・事務連絡における使用など多くの利用法があり、ぜひとも積極的にこのシステムの利用を考えていただきたいと思います。

そのためにも"KUINS"の建設がどのように進んでいるか、今後どのようなスケジュールで進むか、"KUINS"の内容はどうなっていてどのように使えるか、などをお知らせするとともに、具体的なシステム事例を紹介したり、皆様からの御希望をお聞かせいただくために、「KUINSニュース」を発刊することにいたしました。

これが"KUINS"に対する皆様の理解を深めることに役立ち、積極的な活用につながることを期待しています。

 

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