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Internet Explorer において VBScript および Windows Help を使用する際に任意のコードが実行される脆弱性について

publication date : Mar. 3, 2010


■概要 Microsoft Internet Explorer において VBScript および Windows Help を使用する際に,任意のコードが実行される脆弱性が存在します. ■対象 対象となる製品とバージョンは以下の通りです. Microsoft Internet Explorer Microsoft Windows 2000 Windows XP Windows Server 2003 ■詳細情報 Microsoft Internet Explorer は,VBScript や JavaScript 等のスクリプト言語に対応しています.MsgBox 機能等の VBScript コマンドでは,ヘルプファイルを指定することができます. 細工された HTML 文書(ウェブページ,HTML メール,メールに添付されたファイル等)を閲覧し, [F1] キーを押すことで,任意のコードを実行される可能性があります. なお,本脆弱性に対する攻撃コードが公開されています. ■想定される影響 遠隔の第三者によって,アプリケーションを使用しているユーザの権限で任意のコードを実行される可能性があります. ■対策方法 ワークアラウンドを実施する Microsoft が提供する Microsoft Security Advisory 981169 には,複数の回避策が掲載されています.これら回避策を適用することで,本脆弱性の影響を軽減することが可能です. 詳しくは,Microsoft が提供する情報をご確認ください. ■参考情報 1.US-CERT Vulnerability Notes VU#612021 Internet Explorer VBScript Windows Help arbitrary code execution
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Inquiry 京都大学 情報環境部 情報基盤課 情報セキュリティ対策室
TEL:075-753-7491/7492(7490/7491/7492)
E-mail:i-s-officemedia.kyoto-u.ac.jp

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